北米でも高評価!爆笑コメディ『ジュマンジ2』ネタバレ感想
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まいど、Leecaです。
今回はアクション・コメディ映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 』のご紹介です。
1995年に公開された『ジュマンジ 』の続編になります。
ここアメリカでも大ヒットした本作ですが、日本でも2018年4月6日に公開決定となりました。
それでは早速、簡単なあらすじ&感想(ややネタバレあり)をお届けしていきます。
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
■ ざっくり、あらすじ ■
原題:『Jumanji: Welcome to the Jungle』
ジャンル:3Dアクション・コメディ
原作:クリス・ヴァン・オールズバーグ
監督:ジェイク・カスダン
製作国:アメリカ
公開:米=2017年12月、日=2018年4月6日
上映時間:119分
2016年、ブラントフォード高校にて。
学校で素行不良を起こしたために、居残り指導を受けることとなったスペンサー、ベサニー、アンソニー、マーサの4人。
指導の一環として学校地下室の掃除を命じられた4人は、掃除中に『ジュマンジ』という謎のゲームソフトを発見する。
掃除もそっちのけでゲームを開始した彼らであったが、突然、テレビ画面に吸い込まれてゲームの世界へ投げ出されてしまう。
それぞれ自分が選んだアバターの姿でジャングルに降り立った彼らは、元居た世界へ戻るために力を合わせてゲームへ挑む。
果たして4人は、ゲームをクリアする事ができるのか…!?
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
■ 感想(ややネタバレあり) ■
いや〜笑いました。
TVで流れていた予告には正直そそられなかったのですが、実際に見てみたらかなり面白かったです。
1995年『ジュマンジ 』の続編という位置づけなので、オリジナルとの繋がりも冒頭からきちんと盛り込まれています。映画中盤で登場する人物が絡んだストーリーへの伏線が、うまく張られています。
でも、続編として観なくとも、本作単体で楽しめる作品ですね。
私の幼少期にもボードゲームは流行りましたけど、「今、ボードゲームやってる子なんている?」って感じだったので、続編となる本作がどう展開するのか気になっていたのですが。
心 配 ご 無 用 。
そこはきっちり時代の波に乗って、ゲームソフトになってましたから(言うても懐かしきスーファミ風でしたが)。そのあまりにあっさり華麗な転身に、早くもひと笑い。ジュマンジ、適応力高すぎ。
とにかく、難しい捻りのないストレートな笑いが散りばめられていて、な〜んにも考えずとも気づけばケタケタ笑っておりました。これぞコメディの「 王道 」という印象。
ものすごい奇抜なストーリーでもないのに、119分間テンポ良く進んでいくので飽きることなく楽しめました。
何が素晴らしいって、
キ ャ ス テ ィ ン グ !
笑いのポイントをしっかり抑えた絶妙なキャラ描写を前提に、これまた絶妙なキャスティングが本作の醍醐味だなと思いました。特にアバターの4人、他の役者が演じる姿が想像出来ないほどの適役ぶり。
現実世界での姿と、『ジュマンジ 』ゲーム世界での姿のギャップ。このギャップの激しさが観客の笑いを誘うのですが、同時にホッコリもさせられたり。エンターテイメント性高いわ〜!
ゲームに欠かせない『Non-player character(ノンプレイヤーキャラクター)』も登場し、見事に「NPCあるある」を繰り広げてくれます。細かく笑いを取ってくる姿勢がいい(わたしも見習わねば)。
私が一番好きだったのは、ジャック・ブラック演じるアバターの一人、シェルドン・”シェリー”・オベロン教授。中身(現実世界)が超イマドキのインスタ女子ベサニーってのが、ミソですよね。
まずはベサニーをご覧下さいよ、みなさん(右から2番目)。
《 現実世界の4人:スペンサー/アンソニー/ベサニー/マーサ 》
だって、この小柄で可愛らしいJK(死語かな?)が、こちら↓の小太りの製図家に変身ですよ。こういうギャップ萌えもあるのだ、という事を新たに教わった気がします。ちょっと新しい世界の扉開けたような…
《 ベサニーのアバター姿:愛でたい♥ 》
ジャック・ブラックはキャラが立っていて好きな俳優ですが、本作を見て更に好きになりました。彼が演じると中身は完全なる乙女のベサニーで、違和感がない。本当に「うまい」の一言です。
ベサニー同様、現実世界よりもちょっとレベルダウン(!?)のアバターとして登場したのが、アンソニー。現実世界ではアメフトで鍛え上げた大きな身体の持ち主の彼も、弱点だらけの低身長のアバターに。
アンソニーのアバター役フランクリン・”ムース”・フィンバー を演じるのは、コメディアンとして有名なケヴィン・ハート。これまたピッタリの配役に拍手。
《えげつない弱点》
そんな彼、まず「弱点」が多いのと、速くも強くもないっていうのが何とも絶望的で笑えますよね。それから、途中誤ってケーキを食べてしまった彼が “Am I still black?(俺、まだ黒人のまま?)”という場面では、アメリカならではだな〜と思ったり。
一方、現実世界では冴えない高校生として描かれている人物たちが、ゲームの世界ではレベルアップして登場し、逆パターンのギャップ攻めも面白かったです。「本当の自分はこんなに凄くないし!」っていう葛藤だったり、「このままのイケイケの姿で居たい 」っていう現実逃避だったり、なんか甘酸っぱくて良かったですね。
《 この背中をみて育ったアメリカ人は数知れず 》
現実ではゲームオタクのスペンサーが、筋肉ムキムキ「弱点なし」の最強キャラとして登場。そんな彼のアバター:スモルダー・ブレイブストーン博士を演じるのは、“The Rock(ロック様)” ことドウェイン・ダグラス・ジョンソン。プロレスラーから俳優へ華麗な転身を遂げ、ここアメリカでも非常に人気がある俳優です。そういえば、私の主人と彼が産まれた病院が一緒らしく、その事実を知って以来、主人もThe Rock推しです。
《 超絶セクシーな脇腹の“筋”に注目 》
マーサはこんなセクシーなお姉さんキャラに変身です。このアバター:ルビー・ラウンドハウス を演じたのがカレン・ギラン(イギリス国籍)。その整いすぎた容姿はまさにゲームの世界のキャラそのもの。身長175cm、股下長すぎのモデル体型…女の私でも惚れますわ。
上記4人にくわえて重要なメンバーとなるのが、途中から参戦するアバターのマクドノウ。米ポップ・ロックバンド『ジョナス・ブラザーズ』として活躍した、ニック・ジョナスが好演しています。
実はマクドノウも現実世界から放り出された一人で、中身はアレックスという男の子ということが判明するのですが。彼の登場によって映画冒頭のシーンが蘇り、ばらばらだったピースがカチっとハマっていき、なるほど〜!という展開が待っています。
あ〜面白かった(2度目)。
楽しい時間を過ごさせてもいました。
最後に、こちらのMVを投入しておきます☟
お馬鹿は正義。
■ おわりに■
いかがでしたか?
日本での公開が待ち遠しいですね。
個人的には日本語版も見てみたい、今日この頃。
バカ笑いした方は、チェックしてみてくださいね。
では、また。
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