映画『IT/イット』好きなら知っておきたい8つの事(ネタバレあり)
どうも、ウザいくらい『IT/イット』ネタ連投中のLeecaです。
アメリカでもロングランの『IT』ですが、みなさんはもう観られましたか?
観たよ!って方にも、まだって方にも、今回は2017年リメイク版『IT』に関するちょいと楽しい小ネタをお届けしたいと思います。
さらにこの映画を楽しむ要素にもなると思うので、ぜひチェックしてみてください♪
必然的に少々ネタバレありになってしまうので、そこは予めご了承ください。
Here we go!!
1.ペニーワイズ役
ビル・スカルスガルドがペニーワイズを務めた2017年リメイク版ですが、実はある俳優がペニーワイズのオファーを断ったことで、ビルにチャンスが回ってきました。
そのオファーを断った俳優というのが、イギリス人俳優、ウィル・ポールター(Will Poulter)、24才。
『 We’re the Millers(なんちゃって家族)』でエセ息子役(写真手前)を好演しています。個人的にもこの映画はおもしろくてオススメです。
ウィルの顔、ご覧の通りなんというか個性的。眉毛がすごくキリっとしているので、私は「アイブロウ」と呼んでいます。(なんの捻りもない上に失礼という)
ビルのペニーワイズも良いけど、彼が演じるペニーワイズも絶対面白いことになりそうで見てみたい!っていうのが本心です。まぁとはいっても、ウィルが辞退した理由がシンプルに「怖い!」だからそうなので、実現はないかな・・・・。
2.ルーザーズ・クラブの面々が着ているTシャツ
まず注目して頂きたいのが、上の写真奥のエディーが着ているTシャツ。
映画の舞台となっている80年代のフレーバーを取り入れるためか、彼は米TVドラマ『Airwolf(超音速攻撃ヘリ エアーウルフ)』のTシャツを着ています。
その他にもよ〜くみんなの着ているTシャツのデザインに着目してみると・・・
それらは『IT』を生み出した奇才小説家、スティーヴン・キング(Stephen King)の作品のオマージュになっていることが分かります。
『The Shining(シャイニング)』『Carrie(キャリー)』『 Christine(クリスティーン)』『Pet Sematary(ペット・セマタリー)』などなど。
見つけようとちょっと目を凝らしてみるのも、また楽しい鑑賞法になるでしょう。
3.セリフ
アメリカの映画館でバカウケしていたのが、おしゃべりリッチーの破天荒なセリフの数々。
マシンガントークとはあの事よ。
誰がスクリプト練ったのかな〜?なんて不思議に思っていた私ですが、衝撃の事実が判明。
彼らのセリフの多くは、なんと・・・・
即興!
ただの天才か。
エディー役のジャック・グレイザーが、フィン・ヴォルフハルト演じるリッチーのぶっ飛んだジョークを実際に書いたとのこと。
こちらの記事でも紹介していますが、ジャック・グレイザー君は将来、さらに大物になりそうな予感です。
4.ピエロだらけの部屋
不気味な屋敷にペニーワイズが生息していることを突き止めた、ルーザーズ・クラブ。さっそく勇気をふり絞って中に入ります。
リッチーがペニーワイズにおびき寄せられ、ピエロだらけの部屋に閉じ込めらてしまうシーンがあります。そう、心の中で「リッチーなぜ行く」と誰もが叫びたくなる、あの場面です。
もう本当に気味悪いピエロが並んでいるわけですが、実はその中の一つに、1990年TVシリーズ『IT』のペニーワイズが隠れているんですよ〜!
結構暗くて見えにくいかもしれませんが、こちらが例のシーンです☟☟☟
左下にいますね〜!ボサボサの赤毛が特徴的なので、こうやってじっくり見ると分かりますが・・・細かい!
5.図書館で本を読むベン
私も大好きなぽちゃカワ♡なベンが、図書館でイースター爆破事件について読んでいるシーンがあります。
実はこのシーン、本を読んでいる彼の後ろで、司書のおばちゃんがふりかえって彼のほうをじーっと見て微笑んでいるんです。
異様だったので私もすぐ気づいたんですが、これは間違いなく“IT(それ)”でしょう。
その後でベンが、爆破事件の資料に載っていた首のない少年の姿を見ることになるのも、彼の恐怖心の表れといえます。
個人的にこのシーンはゾワっとしました。(と同時にベンの可愛さにきゅん♡)←好きすぎる
6.ペニーワイズの目の色
ビルの弟ジョージーが、初めてペニーワイズに出逢う、かの有名なシーン。
暗いですがペニーワイズの目がきらりとブルーに光ります。(※ムービー50秒あたり)
一度映画を観終わったあとに、トレイラーでこのシーンをみると何故か違和感を感じた私。
それもそのはず、ペニーワイズの目の色は普段大体黄色がかっていて、ブルーとはいえないからです。このシーンでペニーワイズの目の色が変わるのは、ジョージーの母親の目の色=ブルーだったからとのこと。
そしてペニーワイズがジョージーを襲う瞬間、目が黄色にまた変化します!よ〜く見れば分かります。
細かすぎるくらい細部まで作り込まれていて、原作へのリスペクトを感じますね。
ちなみに、ペニーワイズを演じたティム・カリーもビル・スカルスガルドも元々の目の色は緑色という共通点があります♡
7.スタンリーが怖れる絵画
©IMDb
スタンリーが初めて“IT(それ)”と対峙するシーンに登場するのが、ある不気味な絵画。いつも父親の書斎の壁にかけてありました。
この絵をみたとき、「あ!MAMAそっくり!」と思ったのは私だけではないはず。
『MAMA』とは2013年のホラー映画で、今作『IT』を手がけたアンディ・ムスキエティ監督の作品です。
そしてこの『MAMA』に登場する “Mama(ママ)”は、アメデオ・モディリアーニというイタリアの画家の絵画よりインスパイアされて出来たキャラクターだそうで・・・・
『IT』の絵画も原作には登場しないムスキエティ監督のまったくのオリジナルで、モディリアーニ氏の絵画からインスパイアされたものらしいです。
では実際に見比べてみましょう!※ちょっと不気味なのでスクロールする際はお気をつけください
▼モディリアーニ氏の作品 ⇒ Mama ⇒ ITの絵画
そのまんまやん!そして夢に出てきそう。
8.エンドロール
映画が終わったらそそくさと帰る方も、ちょっとお待ちくださいな。
エンドロールではペニーワイズの笑い声が聞こえますよ。そして最後には「チャプター1 」の文字が・・・
そう、まだペニーワイズとの闘いは終わっていません。
続編も制作予定ということで、まだまだ『IT』は注目を浴びることになりそうです。
ファンの間で希望として浮上しているアイディアに、“TVシリーズの子役が続編で大人役を演じる”というものがあります。
私も賛成なのですが、まずベン役のジョナサン・ブランディスはもう亡くなっているので、違うキャスティングになることは免れません。
しかし今のところ、マイク役マーロン・タイラーと、悪ガキのヘンリー役ジャレッド・ブランカードは、「オファーが来たら受けるよ!」と話しているそう。
実現して〜!とキャスティングも含め、続編(予定ですが)に期待は高まるばかりです。
■ まとめ ■
以上、知っておくとちょっと楽しくなる『IT』小ネタ集でした。
最後までお付き合いいただき、どうも有難うございました。
また宜しくお願いします♪
See you!!
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