ロックフェスで“KORN”、ギターHead本人と初対面!?【在米主婦の体験談】※写真あり
みなさん、こんにちは。Leecaです。
今回は、昨年2016年のアメリカで行われたロックフェスでの出来事をば。
2016年5月に国際結婚でアメリカに移住してきた私ですが、主人と一緒に色々なロックコンサートに足を運びました。
その一つに米カリフォルニア最注目のロックフェス、“AFTERSHOCK(アフターショック)”があります。※AFTERSHOCK詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
今でも忘れられない、最高の2日間でした。
今回は両日参加したアフターショックのレポと共に、私と主人、一緒に参加した友人のMに起きたミラクル体験談もまじえてお話したいと思います。※長文御免※
じゃぁ、はじめようか・・・・(←どうした)
< もくじ >
・いざAFTERSHOCK会場へ(1日目)
・衝撃すぎる事実判明(2日目の朝)
・2日目スタート!
・なんて日だ・・・!
・AFTERSHOCKの名に相応しいラスト
・おわりに
■ いざAFTERSHOCK会場へ (1日目おさらい)■
土日両日行くのにホテルの予約をしておらず、結局車で往復することに。
当時、Bay Area(サンフランシスコ湾岸エリア)に住んでいた私たちだったので、会場となるサクラメントにあるDiscovery Parkへは片道2時間程かけて車で向かいました。よって両日で往復計8時間もの移動をしたことになります。(改めて書くとおそろしい。運転担当の主人よ、すまなかった。)
当日の会場周辺パーキングは激混みだと予測し、前もって主催者側で用意された別敷地内への駐車権&シャトルバスのチケットを購入しておきました。
Sleep Train Arenaという指定された敷地に駐車し、随時発車するシャトルバスで会場へ向かいます。バスの造りが向かい合わせのタイプだったので、乗っていたご年配の夫婦(ものすごいロックな風貌)を筆頭に、みんな一緒になって自由に会話を楽しんでいました。「うわ〜!こういうのアメリカっぽい!」というなんとも無難な感想を抱いたのでした。
そして15分ほどで会場に到着。その時点で大体10時半くらいだったでしょうか。11時開場に向け、ゲート前にはもう人の列ができていました。
そしていよいよ開場。
セキュリティのチェックが入ります。厳しいと思ったのが、バッグは透明で中身が見えるものじゃないと持ち込めないことでしょうか。これを商売にしている人が列の合間を縫って、透明バッグを売りさばいていきます。別途ロッカーも準備されているとのことなので、荷物が多い人はロッカーに入れるのが良さそうですね。
私はポケットに全て納まる程度の荷物だったので、ポケットにもりもり詰め込んでやりましたよ!
わくわくわくわく。タイムテーブルをGET!
この時点で11:15。The Shrine(ザ・シュライン)のパフォーマンスが始まりました。まだ人はまばらですね。早速ビール片手に(やっぱりフェスだと気分もノリます)遠目から観察。
時間をみつつ、お腹が空いたのでフードトラックで適当に買って食べます。その後次にみたいパフォーマンスのステージへ移動開始。みよ、この自然を!ってちょっと枯れ木が目立ちますが、いうても季節的には秋です。
そしてお目当てはこのバンド!AVATAR(アバター)!スウェーデン出身のバンドで、主人と私はこのバンドLOVEなのです。よって、AVATARについてはまた別記事でご紹介できたらと思います。
最高すぎるぜ、AVATAR・・・・♥ 写真遠くてすみません。これでも近くで撮れたほうなんですが、写真だとどうも伝わりません。
AVATARが終了した後もその余韻に浸りつつ、次のステージへ移動。移動ツカレル。
Motionless In White(モーションレス・イン・ホワイト)を鑑賞。
※ちなみにVAMPS(HYDEさんVo.)は、このバンドのボーカルであるChrisとコラボしました。
この時点で14:30頃。人で溢れ返る開場、熱気が増してきました。それに加え、日光は容赦なく照りつけます。あ、あぢぃ〜・・・私だけ日陰ですこし休憩。
今度はスラッシュメタル四天王の一つ、超大御所のANTHRAX(アンスラックス)を観にまた先ほどのステージへと戻ります。
みよ、このモッシュピットの様子を。皆、なんて嬉しそうなんだ・・・
ボーカルのジョーイの歌唱力も去ることながら、観客席まで降りて来て走り回りながら歌う姿にじーん。私も運良くハイタッチできたのですが、手が堅くて分厚くて、なんていうかじーんときてしまいました。何故なんでしょ。
写真右:wikiより
先住民の血を引くだけあって、その風貌も良い意味で目立ちます。ジョーイ、なんか優しそう。勝手に親近感が沸きます。
この後はこれまたスラッシュメタル四天王のSLAYER(スレイヤー)様を観るために、19:00まで腹ごしらえしつつ時間つぶし。
そして迎えたSLAYER!!!!!!!!!!!!! 最高すぎ!!!!!!!!!!!!!!! 圧倒的。
トリに相応しくスペクタキュラーでマーヴェラスなショーでした。(やめれ)
あっという間にSLAYER終了。もう、すっかり夜。私たちも燃え尽きた・・・。
それにしても、
これから家に帰るというのか・・・・・
そんなこんなで、家に着いたころには夜中1時を回っていました。
しかし、明日も早起きして開場へ向かわねばならないのであ〜〜〜る。(壊れた)
■ 衝撃すぎる事実判明(2日目の朝)■
そして翌朝ー。
眠い。とにかく眠い。
しかしまた片道2時間かけて同じ会場へ向かう我々。友達のMは2日目も一緒death。
そして道中に立ち寄ったトイレ休憩にて、主人からあり得ない発言を聞くことになります。
「たった今R(主人の友達)からのテキストで、Rの友達D氏(ご近所さん)がKORNの親族だから、話を通せば俺たちKORNのメンバーに会えるかも!」
私もMも顔を見合わせ、「まじか!!!!!」思わず声も揃います。
でもまだ確定したことじゃないし、期待しすぎるのはよそうという話で落ち着く3人。とか言いながら、私含めみんな明らかに顔がニヤけだします。
疲れてる場合じゃぁ、ない。
とりあえず、期待はそっと胸にしまって何事もなかったかのように会場へ向かいました。
■ 2日目スタート!■
ようやく会場到着ー。
まず、最初のお目当てはGHOST(ゴースト)!2016年米ヘビメタ部門のベストソング賞を受賞したバンドです。AVATARにつづき、毎日連続リピート再生していたバンドのひとつ。なんとこちらもスウェーデン出身のバンドです。ここまで来るとスウェーデンに行きたくなってきますね。
競争率が高しでしたが、なんとかステージ近くの場所とり完了!
周りの人と熱唱しながら、GHOSTの最高のパフォーマンスに釘付けな私。メンバーみんなマスクを被り、その独創的な出で立ちも一際異彩を放っておりました。GHOSTについてもここには書ききれないので、また別記事でご紹介します!
その後は会場内を適当ぶらぶら、気の向くままバンド鑑賞。ちょっと日が暮れた頃に、友人Mが観たいということでTool(トゥール)のステージへ。Toolは1997&2001年度にグラミー賞を受賞した米ロックバンドで、会場にも結構バンドT着用のファンがいました。神秘的なサウンドが特徴ですね。
他には、サウスパーク主題歌も担当した米オルタナロックバンドPRIMUS(プライマス)もちらっと鑑賞。サウスパークが好きなので、ちょっとテンションあがりました。
が、お目当てのKORN(コーン)は混むだろうと簡単に予測できたので、少し早めに彼らのステージへ向かうことに。
が、もう人で埋め尽くされていてこんなに遠くの場所しか空いてませんでした。
そうして始まったKORNのショー。
ノリノリで聴いてると、主人が辺りをキョロキョロしだしました。
「どうしたの?」と尋ねると、「Rの話覚えてるでしょ?Rの友達D氏(KORNメンバーの親族)が今、俺たちのこと探してくれてるみたい。」とのこと。
ひょえ〜!!! Are you serious!?
忘れてた・・・いや、正しくは期待はよくないと胸にしまっていた。
主人と例の親族Dとのやりとりが10分程。KORNの演奏に集中できず、そわそわする私。友人Mはいつもクールだから、みた感じいつも通り。心臓つよいな。
そうしてついに親族D氏と落ち合うことに成功!!!!お互いすぐ近くにいたのに、人が多くて見つけるのが大変だったよう。
親族D氏は、ちょっと昔やんちゃしてた風な、でも優しそうなおじちゃんでした。
■ なんて日だ・・・! ■
そうして親族D氏は、私たち3人をVIPエリアを通り抜けた奥にあるバックステージへと連れ出してくれました。
一つ一つ、「ここを行けば、色々なバンドの楽屋があるから会いたければ会えるよ。」と丁寧に説明してくれるD氏。
想像だにしてなかったラッキーな事態に、急に怖じ気づいてしまった私は究極のヘタレで、き・ま・り☆
写真中央に映るのがステージの裏で、特別パスがないと入れません。私たちはそのパスがないため、そこには入れなかったのですが、それでもステージ真横でKORNの演奏を観させてもらえることに・・・・
そして、実際に通されたステージ横のスペースから撮影したムービーがこちら。
“Coming Undone”をこんなに間近でみられるなんて幸せだ・・・
近すぎてスクリーンが見えないものの、時折Vo.ジョナサンがちらっと見えて興奮。
同じ場所で観ている人たちはざっくり10人ほど。カメラマンがいたり、普通にセレブっぽい人がいたり、なんとなく異空間が漂っておりました。(そんな気がしただけかも)
この他にも“Freak On A Leash”や“Falling Away From Me”も演奏してくれて、会場がものすごい熱狂に包まれます。ジョナサンが観客に歌振りし、みんなで大熱唱♪
夢心地でKORNのショーを鑑賞していた私たちですが、そんな時間もあっという間に過ぎていき、
KORNの出番終了ー。
その後ラストを飾ったのは、人気米ヘビメタバンド、Avenged Sevenfold(アヴェンジド・セヴンフォールド)!
彼らの演奏も同じくステージ横でそのまま鑑賞。写真くらっ!
はじめて彼らの音を生で聴きましたが、人気なのも頷ける実力派で最高のショーでした。セトリの一曲“Afterlife”のシャウトがめちゃくちゃかっこ良かったです。
ステージ側から観ると、お客さんはこんな感じに見えるのですね。ちょっと、流石に感動しました。
主人がしきりに、「警備員って仕事しながら生音聴けるから最高だな。俺もやろうかな・・・」と真剣な顔でつぶやいておりました。クールな友人Mも「いや、俺も同じこと考えてた!いいよな?」とノリ気な返答。誰しも一度は考えたことがあるであろう発想に、私もうんうんと頷きます。
そして彼らのパフォーマンスも終了し、AFTERSHOCKの幕は閉じました・・・・
■ AFTERSHOCKの名に相応しいラスト ■
しかし、まだ幕は閉じていなかった・・・・!
親族D氏が、ライブを見終え放心状態の私たちを迎えに来てくれました。
「どうだ?最高だろ?よしっ!KORNに会う準備はいいかい?」
まさか。そんなバナナ。バックステージに入れてもらえただけでも感謝しきれないっていうのに。
D氏、なんていい人なんだ・・・・・(ときおり親戚のおじちゃんとD氏が重なる)
そうして心臓が飛び出てるんじゃないかという位緊張しながら、楽屋へ向かいました。
小さなトレーラーのような趣の楽屋。楽屋前の広場には季節柄ハロウィンぽい飾りが施されていました。なんとも寂し気なパンプキンがみえるでしょうか。
D氏がメンバーを呼んでくると楽屋の中へ入っていきました。彼は「楽屋の中に入ってみんなと話してきてもいいんだよ?行く?」とゴリ押ししてきたのですが、ヘタレな私たち(主人も元々控えめ&クールなMも内心は緊張していた)は、D氏に呼んできてもらうことにしました。
最初に出て来てくれたのが、ギターのHead(ヘッド)!!!!!!!
友達かっていう位フレンドリーで、こちらの緊張を解いてくれる良い人。優しかった〜!ヘッドの手から直接ピックを頂く私たち。な、なんて日だ・・・・・!
そして写真撮影。(我々は自粛)雰囲気が伝わるでしょうか。モザイクかけてるからって悪事には手を染めておりませんので、ご安心を。
そしてお次は・・・ベースのFieldy(フィールディー)!実はD氏の親族というのはフィールディーのことでした。
すごいお疲れの様子だったので、ちょっとだけ喋って写真撮って「Thank you!」と伝えさようなら。ありがとう、フィールディー。
次に出て来てくれたのは、ドラムのRay(レイ)!彼とは一番話しました。とーってもほんわかした雰囲気で優しくて、一気にファンになりました。彼の優しい人柄が写真でも十分伝わりますよね♥
2週間後には日本でツアーも控えていたKORNだったので、日本の話でも盛り上がりました。彼も日本ツアー楽しみにしてましたよ♪写真撮影も快くOKいただきました。が、このブレ様・・・それでも想い出は鮮明です。(どやっ!)
ボーカルのJonathan(ジョナサン)ともう一人のギタリストMunky(マンキー)は先に帰ってしまったそうで、残念ながら会うことはできませんでした。
でも、マネージャーさんと写真撮りました。(なにゆえに左傾?)てか、みんな優しい・・・・
こうしてKORNメンバーと直接お会いして、お話までさせていただくという幸運すぎる出来事を体験させて頂きました。KORNのメンバーありがとう、D氏ありがとう、そしてきっかけを作ってくれた友人Rにも大感謝です。
当時はまだ渡米・国際結婚して間もなかったので、お会いしたKORNメンバーみんなから「結婚おめでとう!」と祝福の言葉も頂き、なんともほんわかあったかい空間でした。あぁ、なんて日だ・・・!(しつこいな)
そうして最後に更なるサプライズが待ち受けていることに。
格闘技好きなら知っているであろう、Diaz Brothersの兄Nick(ニック)と弟Nate(ネイト)に遭遇。彼らもロック好きなのは知っていましたが、まさか此処で会えるなんて!!!!写真左がNick、右がNateです。
父親がTV占領して格闘技みていたもので、たまに一緒に観たりして育った私。主人も好きなのでアメリカに来てから、何度か試合観戦にもいき、Nateのことも好きだったんです。
だから余計嬉しくって。なんだか当分先の運を使い果たしてしまったような、そんな夢のような時間でした。
■ おわりに ■
とんでもない長文にも関わらず、最後までお付き合い下さって本当にありがとうございます。
アメリカに住んでいて良かったなと思える数少ないことは、世界のロックバンドコンサートに沢山行けること。
今回のようなラッキーな体験は、セレブとも特に繋がりのない私はこれから先あまりないとは思います。でも、こんなことも人生起こるんだな!という無限の可能性をみなさんとシェアできたら最高です。
少しでもみなさんのお暇つぶしに貢献できたことを願って・・・・
See you! (ベビーメタル風に)
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