アメリカ発バターコーヒーの真価について考える《作り方・味・ダイエット効果》
Good morning〜♪
朝から元気もりもり、Leecaです。
突然ですが、昨晩のはなし。
Safewayというスーパーに買い物に行き、レジで会計をしてもらっていると後ろに並んでいた男性に声をかけられました。アメリカらしい。
「ねぇ。君、コーヒー飲む?」
おいおい、なんだ急に。
「うん、毎朝飲んでるよ。」
すると彼、私が買い物カゴに入れていたバターを指さして一言。
「このバター、ブラックコーヒーにちょっと入れてみて。クリーミーで本当美味しいから。」
おっ!コーヒーにバターとな?
「うん、わかった。試してみるよ、ありがとう。」
「どういたしまして。本当に試してみな!味は保証するから。」
そこまで言われると気になるぜ、にいちゃん。
そうして今朝ー。
試してみましたバターコーヒー。
「朝食代わりに1杯のコーヒーで痩せる!」なんてそのダイエット効果にも注目があつまっているコーヒーですが、どうやら『バターコーヒー』の方が更にすごいらしいという情報もあるなんて露知らず。
調べてみると、色々と興味深い事実があったのでみなさんにシェア(ハピ!)したいと思います。
< もくじ >
・バターコーヒーとは何ぞや?
・正しいバターコーヒーの作り方
・実際に飲んでみた味の感想
・痩身効果の真相について考える
・まとめ
Here we go!!
■ バターコーヒーとは何ぞや?■
バターコーヒーとはその名の通り、コーヒーにバターをプラスしたコーヒーのことです。
これを開発したのはシリコンバレー健康研究所の理事長で、『The Bulletproof Diet(ザ・バレットプルーフ・ダイエット)』の著書を持つデイブ・アスプレー氏。
彼が開発したこのコーヒーはバレットプルーフ・コーヒーとして一気に全米で名が広がり、その人気はセレブたちにまで波及しました。
“Bulletproof”とは、“防弾”という意味以外にも“批判の余地のない・完璧な”という意味があります。つまりは、完全無欠のコーヒーとでも訳せるでしょうか。「この1杯で無敵になれる」という意味が込められた、なんとも自信みなぎるネーミング。
◎バターコーヒーの効果
アスプレー氏はバターコーヒーを毎朝1杯朝食代わりに飲むことで、痩せることができると提唱しています。そのダイエット効果にプラスして、脳を刺激する作用がある脂肪とカフェインによって、身体も疲れにくくエネルギーが高まり、頭の回転が早くなる感覚を得ることができると言います。
それはもともとホルモンが飽和脂肪酸でできていて、脳やすべての細胞膜も脂肪でできていることが関連しているとのこと。
つまり、キーワードは脂肪。
脂肪といっても良質な脂肪を摂ることが大事で、もちろんバターコーヒーに使われるバター選びは重要だそうです。
では、実際にどのようなバターを使えばいいのかも含め、実際の作り方を見ていきましょう。
■ 正しいバターコーヒーの作り方 ■
◎用意するもの
・コーヒー 1杯分(ドリップしたものがベター)
・グラスフェッドバター 10g
・ヴァージンココナッツオイル 大さじ1杯
◎作り方
ミキサーに、バター、ココナッツオイル、温かいコーヒーをすべて入れ撹拌する。ラテのようにちょっと表面に白いフォーム(泡)ができるまで混ぜて完成。
——–
アスプレー氏が唱える“バレットプルーフ・コーヒー”には彼が独自に開発したオイルを使用していますが、ココナッツオイルでもよく代用されています。
ココナッツオイルといえば(良質なものに限り)脂肪を分解・燃焼しやすくする働きの中鎖脂肪酸(いい飽和脂肪酸)が多く含まれており、日本でも美容にいいと評判のオイルですね。
また材料に挙げているグラスフェッド・バターですが、これは牧草だけを食べて育った牛の乳から作られたバターのことを言います。グラスフェッドとは英語でgrass-fedと書き、意味はgrass=草、fed=餌を与えられた(餌を与えるという意のfeedの過去形)になります。
このバターは、値段も250gで3000円前後と一般的なバターより大分値は張りますが、魚の油に代表されるオメガ3脂肪酸が多く含まれ栄養価が非常に高いことで知られています。
彼曰く、全ての材料をブレンドすればする程よいとのことで、ただスプーンで混ぜ合わせるよりもミキサーでしっかり撹拌することが重要だそう。
よく撹拌された上質な材料から作られたバターコーヒーは、とーってもクリーミーでまろやかで美味しいそうです。
そりゃ、そんだけ良いもの使っていれば美味しくない訳ないですよね。(ひねくれ)
■ 実際に飲んでみた味の感想 ■
冒頭でも申したとおり、今朝1杯のバターコーヒーを作って飲んでみました。
ただし、完全なる自己流。(完全無欠から逆行)
ここまで説明しーの、自己流ですみません。ただコーヒーとバターのコラボってどうなのよ?って方はご参考までに。
今回使用したバターはこちら。USDAオーガニックでNon-GMOやらVegan表記もあって品質は良さそう。
このバターを出来立てのホットコーヒーに混ぜ入れる。
量はずばり適当。10gどころか5gも入れていない気が(ケチる)。ココナッツオイルは賞味期限が切れていたのでなし。
スプーンでまぜまぜまぜまぜ。撹拌されている様子がないまま、少し置いてみる。
ようやくバターが溶けた・・・!
それでは、いただきまーす。
ん?あんまり味変わらない気も。(それはバターの量が少ないのとオイルも入れていないからだよ)
でも少しまろやかになって飲みやすいし、美味しいのは確か。
でもオイルが表面に浮いている。(それはしっかり撹拌していなからだね)
結論:レシピ通りに作らなくても美味しいし、お腹にも溜まる。
もはやこの記事を通してみなさんと何をシェアハピしたいのか、迷子状態。
■ 痩身効果の真相について考える ■
気になるダイエット効果はどうなんでしょう。
バターコーヒーを提唱したアスプレー氏自身、毎朝の1杯で60パウンド(約27kg)痩せたそうです。(元が大きかっただけじゃ・・・略)
アメリカでも日本でも実際に痩せたという実体験も、調べれば結構出てきます。
ですので、効果はありそうですね。ただし人によって。ってこれを言ってしまえば、はい終わりなんですがそれしか言い様がありません。嘘はつけません。
その人の体質・日頃の食・生活習慣によって効果にも差が表れると思います。
そしてもう一つ、成人してからぶくぶく太った経験から思うこと。
それは、何でも偏りはよくない。バランスが大事であるということです。
母親にもよく「一つのものばっかり食べたりしないで、なんでも適度に。」とよく叱られていました。朝バナナに始まり、トマトスープ、あんぱんダイエット・・・・結局普通の食事に落ち着きました。
でも確かに毎朝ブラックコーヒーを飲むようになって、便秘も改善し(失礼)体重も落ちたので、コーヒーの痩身効果は本当なのでは?と密かに飲み続けています。でも量は決めて、大きめのマグカップ1杯。
一方、この記事の筆者なんかはバレットプルーフ・コーヒーに大して厳しい意見を述べていますね。
ざっくりまとめると、
「朝食をコーヒーに代えることで、一日に摂取できる栄養が減るのは確か。またバレットブルーフ・コーヒーにより飽和脂肪酸の摂取量が我々の身体には多すぎて、健康に害を与えかねない。コレステロール値が大きく上昇したという報告も多数ある。」
でも実際、なんの異常もなくむしろ元気になった!なんて声もネットで沢山発見しました。
よって、体調と相談しつつご自身の判断のもとお試しください。
私は・・・・朝はコーヒーとパンにさっきのバターを少量塗って食べることにします。あとスクランブルと〜・・・あっ食い意地が。
■ ま と め ■
完全無欠コーヒーが果たして完全であるか、真相は未だベールに包まれたまま。
でも味には定評があるので、一度実際に店舗で飲んでみたいな〜と思うLeecaなのでした。
それでは、最後までおつきあい頂きありがとうございました。
さらば!
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