日本のハロウィンは大人がメイン?日米ハロウィンの違いを英語で説明してみよう!
うだるような夏の暑さも和らぎ、こちらアメリカでも秋風が感じられるこの頃。
今年も一大イベント、ハロウィンの季節がやって参りました。👏👏👏
アメリカでは、今からもう至る所にハロウィングッズが並べられています。(大体9月1日くらいから)
昨年アメリカでの初めてのハロウィンを体験した私ですが、ホラー好きの主人の影響で「いかに怖く見せるか」がまず最優先。顔面ヒビだらけの壊れた中世人形になりきり、友人の子供たちを怖がらせたのでした。(あー楽しかった)
今年のテーマは未定ですが、こうして考えるだけでワクワクしてしまいます。
アメリカのハロウィンを体験して見えた、日米のハロウィンの違い。
今回はその点にも触れつつ、日本のハロウィンたるやを英語で説明してみたいと思います。
日本でも近年はハロウィンイベントがあちこちで開催されていますので、海外の人々と話す機会もさらに増えることでしょう。
そんな時にも、楽しく文化の違いについてなんかも会話できたら嬉しいですね♪
< もくじ >
・日VS米 ハロウィンの違い
・日本のハロウィンを英語で説明してみよう
・まとめ
〜 日VS米 ハロウィンの違い 〜
【 家の装飾 】
■日本:そんなに重要視しておらず、大々的な装飾は見受けられない。
■アメリカ:そこかしこの家でがっつり装飾。かぼちゃをくり抜いてジャック・オー・ランタンなんかも作る。
↑友人宅とその周辺の家々のデコレーション。クオリティ高し!
【 仮装 】
■日本:大人がメインのコスプレ。とにかくハイレベルな印象。友人らとお揃いの衣装を着るパターンも多い。日本のアニメの仮装なんかは秀逸。
■アメリカ:(大人も仮装する人はいるが)どちらかと言えば子供メイン。怖い系・グロテスクなものも人気。
そもそも、日本とアメリカで知られているホラー映画(キャラ)なんかが違うのが、結構色濃く仮装にも現れている印象があります。
みんなが知っている世界的に有名なキャラクターなんかは、日米共通で人気がありますね。Let it go~♪
日本はコスプレの聖地だけあって、本当にクオリティの高い仮装が目立ちます。近年では、ハロウィンといえば東京の渋谷というイメージが定着している程、当日はどこからともなく仮装をした人々で街は溢れかえります。
むしろ、なんにも仮装せずにスーツなんかで歩いていると逆に浮いてしまうくらいです。やはりアニメ・コスプレ文化が根付いている日本だからこそ、こういった現象が起きるのでしょう。(海外の人もびっくりだろう)
ちなみにアメリカの小学校ではハロウィン当日、子供達や先生が仮装をして登校するんですよ〜!親たちも仮装した子供たちの写真を撮りに、学校へ足を運ぶとか。
高学年にもなると年頃ですので流石に仮装しなくなるようですが、こういう習慣は楽しいですね。
【 イベント】
■日本:バーやナイトクラブ等でハロウィン前倒しのパーティーあり。お酒を飲み、盛り上がることが目的というパターン多し。
■アメリカ:10/31に家族・友人を招き、ハロウィンにちなんだ料理持ち寄りのホームパーティーが多い。子供達に絵本の読み聞かせをしたり、ハロウィンにちなんだゲームをしたりする。
日本はどちらかというと、とにかく騒いで楽しもう!という風潮が強くなってきている印象を受けます。ハロウィンの東京(渋谷)は毎年すごい人です。ゴミが散らかり放題なのも問題になっていますね。
アメリカはやはり子供メイン。私たちは昨年友人宅で行われたホームパーティーで、外にプロジェクタを設置して子供達も一緒にホラー映画鑑賞会をしました。みんなで観るホラー映画はまたひと味違って、楽しかったです。
【 お菓子 】
■日本:近年は手作りハロウィンお菓子がブームに。カボチャだけでなく、紫芋やサツマイモなど日本ならではの秋の風物詩を使用したお菓子や食べ物もある。
■アメリカ:子供のTrick or Treat用のお菓子が充実。店頭に並ぶあらゆるお菓子のパッケージがハロウィン仕様に変身。
日本はオレンジ以外にも紫などのハロウィンカラーにも着目した商品を作るあたり、独自のハロウィン文化を築いていっているのが分かります。
逆に日本のかぼちゃは、アメリカの大きなオレンジ色のかぼちゃと種類も違うので、こういった違いも現れるんでしょうね。うん、非常に興味深いです。
〜 日本のハロウィンを英語で説明してみよう 〜
それでは日米の違いをおさらいしたところで、日本のハロウィンを英語で説明してみましょう。(私が実際に考えて作成してみました)
◎We celebrate Halloween differently from the United States in Japan.
(日本ではアメリカとは違ったハロウィンの祝い方をします。)
◎First of all, the practice of going from house to house, saying “Trick or Treat” is non-existent in Japan.
(まず第一に、日本では“トリック・オア・トリート”と言いながら家々を訪ねる習慣はありません。)
◎I think it is because having to go around to people’s houses to gather candy would be a huge inconvenience to many Japanese people.
(これは、お菓子を集めるために人の家を廻らなければいけないことが、日本人にとって多大な迷惑になりうるからだと私は考えます。)
◎Secondly, most Japanese people do not decorate their homes as much as Americans do.
(第二に、ほとんどの日本人はアメリカほど家の飾り付けはしません。)
◎Actually, Japanese houses are generally much smaller than American ones with little space for decoration.
(実際、日本の家は装飾用のスペースがほとんどなく、一般的にアメリカよりも断然小さいです。)
◎Thirdly, Japanese Halloween is more for adults unlike America. For example, a lot of people go to bars, izakaya, and nightclubs for drinking and merrymaking.
(第三に、日本のハロウィンはアメリカとは違ってもっと大人向けです。例えば、沢山の人が飲酒やお祭り騒ぎのために、バーや居酒屋、ナイトクラブに足を運びます。)
◎Surprisingly, those parties are thrown not only on the actual Halloween day, but also the weekends before that.
(驚くことにパーティーはハロウィン当日のみならず、その前の週末にも催されます。)
◎You can even get a discount at some bars/nightclubs if you dress up in costume on October 31. It really shows how Halloween in Japan is commercialized as one of the biggest business opportunity of the year.
(10/31には、バー/ナイトクラブによって仮装して来店すれば割引がうけられます。この事からもハロウィンが、その年最大のビジネスチャンスのひとつとして商業化されていることがよく分かります。)
◎Lastly, Japanese Halloween has turned into a massive cosplay event for adults without Trick-or-Treating. You will be definitely shocked if you go to Shibuya, Tokyo on Halloween night with thousands of people dressing up in costumes.
(最後に、日本のハロウィンはトリック・オア・トリートもない、大人向けの大規模なコスプレイベントと化しています。ハロウィンの夜に、仮装をした何千人もの人たちで溢れる東京・渋谷に行けば、きっと衝撃を受けるでしょう。)
◎Which makes sense because Japan is known for its own culture such as “anime”, “cosplay”, and “otaku” in the world.
(日本は世界でも“アニメ”、“コスプレ”、そして“おたく”といった日本独自の文化で知られているため、これは理に適っていると思います。)
◎Let me say that you might feel embarrassed or uncomfortable walking around in Shibuya on the day in your normal clothes.
(その日の渋谷を普通の服で歩き回るのは、恥ずかしい、あるいは落ち着かないであろうということは言わせて下さい。)
◎I love the fact Halloween has been getting more popular in Japan, but I can not accept silly excuses or behaviors by those who think Halloween is the day “you can do whatever!”.
(日本でハロウィンの人気がもっと出てきている事実は嬉しいですが、ハロウィンを「何してもOK!」な日と思っている人たちの、愚かな(馬鹿げた)言い訳や振る舞いは受け入れられません。
◎Having fun is totally fine, but I mean I would like them to be considerate of others more.
(楽しむことは全く問題ありませんが、もっと周囲への気遣いをして欲しいものです。)
〜 ま と め 〜
最後までお付合いいただき、ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
いざ、英語で日本のハロウィンの違いを説明するとなると、英語だけではなく文化の違いの観点からも分からないことってありますよね。
海外の国との文化比較を会話にも織り交ぜることができたら、更に会話が弾むこと間違いなし!です。
実際、私もアメリカ人の友達にいつも「日本ってどうなの?」と聞かれること多々あり。
「うんとねぇ〜ちょっと待ってね」と言ってググる私みたいにならないように、みなさんは少しずつ学んでいくことをオススメします。(私もがんばるぜ)
今回の記事が、みなさんのお役に少しでも立てたら嬉しいです♪
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