【アメリカGC】グリーンカード申請中に日本に帰国したい!どうすればいいの?【I-131】
どうも、Leecaです!
今回は知っておいて損はない、『GC申請中の日本への帰国』についてのお話。
グリーンカードの申請って本当〜に待ち時間が長いです。
その間、様々な事情で日本に帰国したい!という場面に遭遇する方も多いはず。
私もその一人でした。
ですから、私の体験談も皆さんのお役にたてば何よりです!
< もくじ >
・帰国に必須のAPとは?
・AP申請に必要な書類と取得期間
・筆者Leecaの体験談(留意点など)
・まとめ
■ 帰国に必須のAPとは?■
AP・・・PPAP・・・ペンパイナッポーあっp・・・(略)
失礼しました。
APとは『Advance Parole(アドバンス・パロール)』の略で、一時渡航許可証のことです。
APは永住権申請中に、日本に帰国しアメリカにまた入国する際に必要な文書。
私のようにフィアンセビザで入国した場合、その条件の一つに取得したフィアンセビザでの入国は一度しかできないことが挙げられます。
「またビザを取得するの?いや、でも今は永住権への切り替え中だし・・・
どうすればいいんだ〜(発狂)」
となる前に!APを取得すれば、フィアンセビザから永住権へ切り替えのプロセスにあっても、アメリカに再入国することが一応(※詳細は後ほど)保障されるので安心。
このとき、グリーンカード申請のプロセスも継続するのでこれまた安心。
てか、このAPなしで日本に帰国したらグリーンカード申請却下!(ひょえ〜)
てことで、必ず取得しましょう!
■ AP申請に必要な書類と取得期間 ■
まずAP申請のタイミングについてですが、これはフィアンセビザから永住権へのステータス変更(AOS: Adjustment of Status)の申請と一緒がベストです。
何故かというと、AOSのフォームI-485と一緒に提出すれば、無料だから!!!これ、別に申し込むとなると普通〜に数百ドルとられます。
それに、取得にはバイオメトリクス(※参照)も必要になってくるのですが、これは永住権申請のステップにも含まれますので一緒に済ませて一石二鳥!
あと、必要書類をわけて何度も提出する手間も省けますね。
いいことだらけ!という事で私も迷わず永住権申請と一緒にAPを申し込みました。
◎ 必要書類
①I-131, Application for Travel Document
フォームはUSCIS公式サイトから入手可。※最新をチェック
②米国パスポートサイズのカラー写真2枚
1.申請時より30日以内に撮られた写真
2.白、あるいはオフホワイトの背景
3.光沢仕立てで無編集
③出国の理由or目的を書いたレター
※次項、体験談参照
◎ 取得期間
AOS/永住権申請と一緒に提出した私の場合、3ヶ月ほどで取得できました。
はやいと2ヶ月で取得できる場合もあるようですよ。
APもすぐに取得できるものではないので、やはりいつ何事が起こるかも分からないことを想定して、永住権申請とあわせて申請しておくのがベストですね!
■ 筆者の体験談(留意点など)■
◎ 出国の理由
5月にフィアンセビザでアメリカに入国し、永住権申請にとりかかったころ、日本にいる親友から結婚式を挙げるという連絡が入りました。
結婚式は12月の予定。
大の親友の結婚式ということで、それはもう何があっても日本に帰りたいという気持ちがありました。
ただ初の永住権申請中の身としては、日本に帰国して再入国できるのか不安な面もあったので、APを取得することに。
緊急事態でのAP申請ではないですが、嘘を書くのもなぁ〜ということで「友人の結婚式参列と主人と一緒に日本の家族に結婚を報告するため」という旨を英語でさらさらっと書いて、必要書類に添付して送りました。
いつ取得できるのか、いや取得できるのかさえ初めてなので分からず。
結局AP申請理由を「友人の結婚式」とかレターに書いておきながら、私の不確実な予定のせいで親友を煩わせることができず、
式は”欠席”する形となりました。(うぅ・・・泣ける)
しかし10月半ばにはAPが2枚届きました。
「うわ、何だこのタイミング。」
細かく内容をみてみると・・・・
” Parole into the United States is not guaranteed.”
って書いてありますがな。
え・・・AP取得していてもアメリカ再入国は保障されない!?
どうやら国外滞在中に永住権の申請が却下された場合なんかは、アメリカに戻れなくなる可能性も。
いや、こわいこわい。
グリーンカードの威力を使わない限り、とてもじゃないけどリスクをおかしてまで日本に帰国できないと判断したわたし。
「永住権取得が確実になってから帰国をしよう!」と心に誓った瞬間でした。(結局かいな)
■ ま と め ■
アドバンス・パロールを申請することで、永住権(グリーンカード)申請中にもそのプロセスを止めることなく、一時帰国が可能になるというお話でした。
ただ私自身の体験にも書いた通り、アドバンス・パロールは米国再入国を確実に保障するものではないということ。心構えとして覚えておいて下さい。
どちらにしろ、永住権と一緒に申請すれば無料ですし、とっておいて損はない!という結論に至りました。
その後、無事に”日本帰国→アメリカ再入国”した際の体験談も書いてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪