【グリーンカード手続き】アメリカで結婚式〜必要な日本への届出とは?
Hi, there!
前回は結婚式&マリッジサーティフィケート取得の流れを紹介しました。
今回は結婚式を挙げた後に必要になってくる、『日本への届出』のお話。
< もくじ >
・婚姻届の提出
・戸籍上の名前変更
・パスポートの名前変更
・まとめ
■ 婚姻届の提出 ■
アメリカで二人の結婚が成立した状態であっても、日本の戸籍では未婚のまま。
両国一致させるため、最寄りの日本領事館に『婚姻届の提出』をしましょう。
婚姻3ヶ月以内に届出を出さなければいけない決まりがあるので、お早めに!
直接領事館に足を運び、届出記入・提出ができればスムーズかと思いますが、領事館が遠いor時間がとれない等という方は郵送でもOKです。(以下詳細)
現に私は領事館に行くよりも郵送のほうが楽だと判断し、全て電話&郵送で手続きを進めました。
◎必要書類 ※各領事館サイトでの確認もすること
・本人確認用に有効なパスポート+ビザ(郵送の場合はコピー)
・婚姻届出書2通
・マリッジサーティフィケート2通+和訳文
・戸籍抄本・謄本2通(6ヶ月以内発行のもの)
・配偶者の国籍を証明する書類2通(出生証明書又は届出&婚姻時に有効な旅券)とその和訳文
※和訳文は大使館サイトでフォームの入手が可能。翻訳者の明記を忘れずに。
※婚姻届出書は大使館サイトでダウンロード不可。よって直接領事館に行くケースは関係ないが、郵送でやりとりする場合は以下の流れでまずは婚姻届出書をGETするところから始めること。
①届出書の請求用紙がダウンロード
↓
②用紙に記入
↓
③1.57ドルの切手を貼った返信用封筒を同封領事館まで郵送
■ 戸籍上の名前変更■
アメリカでは結婚後もなお、夫婦で別の氏を名乗ることができることはご存知かと思います。しかしどうやら、アメリカでも妻が夫の氏を名乗るのが一般的なようです。
私の場合は主人と私の氏をハイフン(-)でくっつけたcombined family nameにしたので、日本の戸籍も変更しなければ!と思い領事館に確認の電話をいれました。
すると、どうやらアメリカではcombined family nameを名乗り、日本では旧姓を名乗ることも可能とのこと。
「なんだか2つ名前があるみたいでお得感がすごい!」という不純な理由で、私は日本の戸籍上の氏の変更はなし、という決定を3秒で下しました。
もし氏の変更をする決断をなさった場合は、婚姻後6ヶ月以内に限り届出が可能です。それ以降は、日本の家庭裁判所の許可が必要。
■パスポートの名前変更 ■
戸籍上の氏を変更した場合、パスポートの名前も変更する必要があります。
これは一致しないとややこしいですからね。
私のように日本の戸籍の氏変更をしない場合は、アメリカの氏を()でカタカナ表記することも可能です。
私はグリーンカードの面接を終えてからパスポート変更の作業を行いました。
グリーンカード申請手続きの途中で、パスポートの情報に変更があると色々とややこしいことになるな〜と思ったからです。
ご参考までに!
■ ま と め ■
以上、日本の届出各種についてのお話でした。
参考になったでしょうか?
ちなみに領事館の方と直接電話でお話したときに伺ったのですが、
結構な確率でみなさん手続きを忘れがちとのことです。
やはり慣れないアメリカ生活であったり、GC申請準備であったり、
他にも考えるべきことも多いのでうっかり忘れてしまうのも分かります。
ただ、手続き自体はとくに面倒なこともないですし、なにより全て日本語なので
ここはサクサクッと進めて早めにこの手続きから開放されてしまいましょう!
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