【アメリカ】グリーンカード申請書類:婚姻関係の証明書類について
こんにちは!
今回はGC申請にあたって超重要な『婚姻関係の証明書類』について詳しくみていきたいと思います。
< もくじ >
・その愛は本物か!?証明に必要な書類
・抑えるべきポイント
・まとめ
”偽装結婚 ”・・・・
一般的な恋愛結婚の私にとって映画の中のお話でしかありませんが、実際アメリカでは偽装結婚した人・進行中の方も相当数いることでしょう。
世界的にも色々と恵まれた日本に住んでいると、「より良い生活を求めてアメリカへ!」なんていう危機感を感じることはないと言っていいかもしれません。
むしろ若者の海外離れが叫ばれる程ですからね・・・(それでも、アメリカが好きとか、憧れから結婚して住みたいなって方は
結構多いと思いますが。)
これが国によっては、アメリカへ住むことで貧困から脱出できるからとか、生活のための移住にだってなり得るのですから、偽装結婚を含む移民の問題は簡単に片付くものでもありませんね。
いずれにせよ、偽装結婚を見破るのって本当に難しいだろうなと。
愛そのものが形なきものですから・・・・(遠い目)
それゆえに、目に見える証拠品が必要になってきます。
実に奥が深い・・・・(至極シンプル)
■ その愛は本物か!?証明に必要な書類 ■
2人の共同資産や負債に関連する書類を提出します。
つまり、結婚生活を二人で送っていることが容易に分かる証拠です。
・タックスリターン(納税申告書)
・バンクステイトメント(銀行預金残高証明書)
・車/生命/健康 各種保険関係書類
・車や家などの財産に関する書類
・光熱費の請求書
・携帯電話の請求書
・契約関連書類(賃貸etc.)
・写真や手紙
・その他証明となるもの
私たちが提出した書類は、タックスリターンと残高証明書、あとは写真と手紙。
その代わり、写真はお互いの家族と撮った写真や、二人でのデートの時の写真、主人の同僚・友達もまじえて遊んだときの写真などなど・・・とにかくいつも一緒にいますよというアピールになるものばかりを選びました。
写真の裏に、写っている人の名前・撮影日・イベント名などを書いたところ、面接官の人もチェックしているようでした。それら写真は証明として保管するとのことで全て持っていかれました。
基本的にフィアンセビザ申請のときとあまり変わらない内容のものばかり。
今更ながら、もう少し証明書類を集めておくべきだったかなぁと反省しています。
■ 抑えるべきポイント ■
写真や手紙ももちろん重要な証明書類になりえますが、二人の生活に根付いた公的書類がやはり大きな鍵を握るのだな、と学びました。
よって、ポイントは繰り返すようですが
”二人が生活を共にしていることが明確に分かること”
たとえば以下の例を参考にしてください。
①光熱費や携帯電話の請求書
最初から賃貸or一軒家で二人の生活をスタートする場合は、二人の名前が記載された請求書を紙媒体で送ってもらうよう手配する等、工夫が必要になってきます。
そうすれば、「ふむふむ。この二人は同じ屋根の下で一緒に暮らしてるんだな」と面接官に思ってもらえる証拠材料になります!
②バンクステイトメント(残高・明細)
上記の例のように、Description欄をみれば何のために出入金したのか一目瞭然。こうして具体的に二人の生活の記録を明細から垣間みることが可能です。
それから、銀行口座はジョイントアカウントを作ることを強くおすすめします。
どちらか一方の既存の銀行口座にもう一方も組み込む形にすれば、一気に二人の関係が本物であると証明しやすくなります。
なぜなら、偽装結婚だとしたらお互いの預金残高やらをあえて見せ合う必要もないから。夫婦だったら金銭管理も一緒だろう、ということですね。(夫婦も財布は別々っていうパターンも結構ありそうですが)
■ ま と め ■
婚姻関係の証明書類は、GC取得のとーっても重要なキーを握っています。だからこそ、ポイントを抑えて効率よく書類を集めていきたいですね!
私たちのケースではGC面接はパスしたものの、二人名義の光熱費・携帯電話の公的請求書などがあればベターだった、と面接官じきじきのアドバイスを頂きました。
ジョイントアカウントも同様。
みなさんは私たちと同じ道を歩まぬよう、しっかり準備してくださいね!
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