【DOYLEライブ&ミーグリ】ミスフィッツ伝説の男は意外とおちゃめ!?
まいど、Leecaです。
先日、ミスフィッツのギタリストとして知られるドイル(DOYLE)のライブに初参戦してきました。
このライブは、2017年発売のニューアルバム『Ⅱ:As We Die 』のツアーの一環です。
ライブ終了後のミーグリ(ミート&グリート)にも参加してきたので、今回はその様子もまじえてお話したいと思います。
ドイル氏の新たな一面を知ることになるかも!?
それでは、行ってみましょう♪
■ 会場へ到着!■
今回訪れたライブ会場は、カリフォルニア州サクラメントにある『Holy Diver(ホーリー・ダイヴァー)』。
実はここには先日、同じく元ミスフィッツVo.の、マイケル・グレイヴスのライブで訪れたばかり(※当時のライブレポはこちら)。1階がバー、2階がライブ会場なのですが、箱も小さくてステージがとびきり近いのが魅力です。
1階のちょっとしたスペースには、DOYLEのマークが入ったトレーニングマシーンが。流石鍛えてる〜!
18:30から3組のオープンアクトの演奏が始まるまで、時間があったので腹ごしらえ。人気メニューのペッペローニピザを注文しました(あとは久々のビール)。美味しいし、とにかく大きいアメリカンサイズ!写真でも伝わるでしょうか?
無事腹ごしらえも終え、2階の会場へ。
本命DOYLEのパフォーマンスに備え、ステージ目の前の右側の一角(ドイル氏の立ち位置)にて早めの待機です。意外に誰も陣取ってなくて、すんなり場所取り完了。そしてそのまま、オープンアクトを鑑賞。
今回のオープンアクト、3組とも全部ハズレがなく最高でした。マイケル・グレイヴスのライブでも前座を務めた『THE MOANES 』は、やっぱり今回も素敵でした〜◎彼らの演奏中に突如、マイケル・マイヤーズが現れたりして、ホラー好きにも嬉しい演出。
《クオリティが低めなのが、また良かった》
■ DOYLE 現る!■
3組のオープンアクトも終了し、会場も熱気ムンムン。
そこへドイル氏が会場後方より、テクテク歩いて登場(そもそもステージ袖がない)。筋肉隆々で背が高いだけでも目立つのに、トレードマークのデビロックが更にその存在感を際立たせています。
す、すごい・・・
なんてオーラなんだ・・・!
場所取りが功を奏し、ドイル氏はなんと目と鼻の先。自然と、鍛え上げられた彼の腹筋に目がいく位置からの鑑賞です。割れた腹筋から、彼の“見えざる努力” に思いを馳せ、なぜかひとり胸が熱くなる私。
そうして一人の静かな世界に突入しかけたとき(タイミングおかしい)、ドイル氏がかき鳴らすギターの爆音で目を覚まします。
うっっわ!待って。
これ耳大丈夫かいな?
(スピーカーがすぐそこ)
もはやボーカルAlex(アレックス)の声すら聞こえない馬鹿でかい音と熱気に、一瞬クラっとしつつ、目の前のドイル氏からは一瞬足りとも目を離すまいと、意地でも喰らいつく私。そうはいっても、耳栓がほしくなってくる位の爆音です。
でもやっぱり、この圧倒的な存在を目前にしたら、そこには「ただ耐える」という選択肢しかありませんでした。No pain, no gain・・・(無理すな)
あまりの至近距離に、ドイル氏のデビロックヘアーから滴り飛び散る汗を、たくさん浴び(させてもらい)ました。
ここだけの話、ドイル氏からはひたすら良い香りがしました。
(ひたすらセイヤ!ソイヤ!です)←BABYMETAL
大量に汗をかいているのに、ですよ。一緒に行った友人とのライブ後の会話でも、「なんか甘くて良い匂いしたよね?」と話題になるほど。例えるならば、ピーチのようなスイートな香りでした。男気のみならず、女子力まで高めという、意外な事実発覚。
そんな彼の汗は、もはや holy water(聖水)レベル。ということで、ばっちりお清めしてもらいました。
気になるセトリは以下の通り。
6.DreamingDeadGirls
7.Cemeterysexxx
★8.Darkside
★9.We Belong Dead
★10.Dark Gods Arise
★11.King Of the Undead
12.Hope Hell Is Warm
★で印をつけている曲は、2017年のニューアルバム『Ⅱ:As We Die 』収録曲です。それ以外は2013年発売のアルバム『Abominator 』収録曲ですので、各アルバムより6曲ずつ披露ということになります。
Vo.アレックスの曲紹介が、これまた面白くてですね。
「次の曲はラブソングだよ。踊りたかったら踊ってくれよ。」と言うので、こっちもラブソング〜!?と不思議に思ってたんですけど、流れた曲、全然ラブソングじゃないんですよ。サウンドからして明らかに違うし、内容はDevilの手先だったりして。
そして次の曲紹介ー。
「Ok、次の曲はまたラブソングだ。踊りたかったら踊ってくれよ。」
あれ?またラブソング?しかも踊りたかったら〜って、さっきと一緒やん。どうしたどうした。
そして、それからは毎曲おんなじくだりが延々と繰り返される始末。こういうゆるくてクダラナイのは嫌いじゃないので、個人的にはニヤニヤが止まりませんでしたよ。一方で、ドイル氏もファンの大半も特に反応してなかったので、もはやこの流れはお決まりだと思われます。
にしても、鉄線のような柄のパンツがよく似合うドイル氏。黒い厚底ブーツも、違和感なく履きこなしていらっしゃいました。写真にちらっと写っていますが、エフェクターがズラリ。
渋い&険しい顔で、情熱的にギターを弾くドイル氏をみていると、爆音と熱気でフラフラしかけた私にもパワーがみなぎって来るのでした。しかも結構グイグイと前に来てくれて、ファンへの対応にも愛情・優しさを感じます(さすがお清め大使)。ミスフィッツといえば、DANZIGはライブでの撮影一切禁止なので、余計ありがたみを感じます。
ライブ時、最前中央に小さな男の子が居たんですね。写真のとおり、その子がメロイックサインをドイル氏に向けると、ドイル氏はおもむろに近づいていき、男の子の目の前にピックをぽんっ!と落としてあげてました。男の子は無事ピックを拾い上げ、満面の笑み♡これには、ほっこりしましたね〜。
あまりにもライブでノるのに夢中(かつ必死)だったので、1曲しかムービーに収められなかったのですが、一応どんな雰囲気だったのかシェアしますね!
⇒ 『Abominator』演奏ムービーを見る♪
ムービー終盤でドイル氏がにやっと笑う姿に、こちらもニヤリとしてしまいました。それにしても、ギターをバンバン叩くようなプレーにはもう釘付け。ものすんっごいパワフルで、一音一音に込める想いの強さがこれでもかという位伝わってきました。
なんてクールなんだ・・・・
そんなありふれた言葉でしか表現できない自分は超絶残念ですが、彼は超絶クールでしたよ。演奏中の姿をただ眺めているだけでも、不思議と元気をもらえるのだから、もはや彼をパワースポットと呼ぶべきなのかもしれません。汗はピーチの香りがする聖水ですしね。
■ 本人と対面 ■
ライブが始まる前にあらかじめ、ステージ後方にあるDOYLE物販にて『ミート&グリート』の予約確認を行い、リストバンドを装着。上の写真の男性が担当者だったのですが、どうやら彼はドイル氏の甥っ子さんらしい・・・との噂(イケメンです)。
とにもかくにも、「ライブが終わったら物販前に集合して下さい 」との指示があったので、適当な場所で待機。大体15分ほど待ったころ、着替えを終えたドイル氏とVo.アレックス(彼はずっと呼び捨てかい)の二人が楽屋から出てきました。
適当に並んでいた私たちでしたが、たまたま運良く1組目に。うぇいっ!別室とかではなくて、会場後ろの一角にあるバーにて行う、ゆる〜い感じのミーグリでした。ちなみに、ミーグリ料金は50ドル/人です。
まずドイル氏が主人に名前を尋ね、ミーグリ特典写真にサインをしてくれました。その間、アレックスが「ライブどうだった?楽しめた?」とすごくフレンドリーに話しかけてくれて、とっても好印象。
次は、いよいよ私の番です。
(おっと、何にも言う事考えてなかった)
心配ご無用。
同じ流れで、まずドイル氏が私に名前を訊いてきました。
私:〇〇〇〇です。
D氏:Oh,sh*t!
聞き慣れない日本名に戸惑いを隠せない様子で、一瞬固まってから「えーっと、綴りは?」とドイル氏。アメリカでは名前を一発で聞き取ってもらったことがないので、もう慣れっこでしたが、さすがに「Oh,sh*t! 」という素直過ぎる反応には笑いました。
それでほんのちょこっと話して、すぐ写真撮影。
最後、お礼を伝えて去ろうとしたその時・・・
「ねぇ、それってクッキーモンスター?」
ドイル氏が私のスマホケースを指差して言うではないですか(割と高めの声で)。
唐突な質問に機転が利かず、「いや〜クッキーモンスターじゃないですよ〜」という、なんの面白みもない回答しかできず。でも回転率のおそろし速いミーグリです、後悔したところでもはや為す術はなく、後はお二人にお礼を告げ次に待つ人に順番を譲る私なのでありました。・・・刹那。
まさか彼の口から、クッキーモンスターという可愛らしい名前を聞くとは思わなかったので、結果オーライ。楽しい時間をありがとう、です。
ドイル氏、ほんとうお茶目だわ〜♡
ドイル氏はその強靭な肉体や音楽性、奇抜なヘアメイクに加えてあまり多くを語らないイメージから、なんとも掴み所のないような、強面な印象をお持ちの方もいると思います。でも実際にライブを観て、またほんの少しですがお会いしてみて、人柄の良さを実感しました(Vo.アレックス然り)。
素顔はおちゃめで可愛らしいドイル氏♪(おそらく)
これぞギャップ萌え、ですね。
《ミーグリ特典とオリジナルのホットソース》
未だにちょっとだけ耳鳴りがしますが(次は耳栓しよ)、モンスター・メタルなるものを全身で浴びることができ、一生の想い出の一つとなりました。また近いうちにぜひ、来日もして欲しいところです。
もはやレポとも言えないレポに、最後までお付き合い頂き、どうもありがとうございました。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
それでは、また。
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