【ライブレポ】Motionless in White:クリスとマンソンが重なる
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こんにちは、Leecaです。
先日、“メタルコア” バンド『Motionless in White(モーションレス・イン・ホワイト)』がヘッドラインを務めるライブに行って参りました。2017年発売のニューアルバムツアーです。
普段あまりメタルコアを聴かない私と主人。
でもモーションレスにいたっては、Vo.のクリスがVAMPSとコラボしていたし、以前足を運んだフェスにも出演していたので少しかじったことはありました。
オープンアクトが義弟の好きなバンド『Ice Nine Kills(アイス・ナイン・キルズ)』ということもあり、義弟と主人と3人で行ってきました。
それでは早速、簡単なライブレポと感想をつづっていきたいと思います。
■ 素敵な会場 ■
会場となったのは、先日も『Avatar(アバター)』のライブで訪れたAce of Spades。カリフォルニア州サクラメントにある、とーっても素敵な人気の会場です。
開場の18:00に合わせて行ったのですが・・・完全にナメてました。前回より待ちの列が長く、おそらく45分ほどは待ったでしょうか。
ざっと見渡す限り、客年齢層は低め。
女子率も高めな気がしました。
服装はゴシックスタイルのような人も目立っていたし、やっぱりジャンルによって観客の種類ももちろん異なってくるので、そういう点も興味深く観察。
ようやく会場入り。
幸いオープンアクト1組目の演奏すらまだだったので、ビールを注文して待機。
ここのバー、シャンデリアがポイントになっていてまたいい感じの雰囲気なのです。これ、恋人同士だと盛り上がるでしょうね〜(遠い目)。にしても、写真暗すぎですね。
☞ オープンアクト:Ice Nine Kills
そうこうしてると、1組目で義弟の一番目当て『Ice Nine Kills 』の演奏が始まりました。2006年、米マサチューセッツ州ボストンで結成され、ホラーにインスパイアされた歌詞で知られているバンド。
なるほど、初めて聴きましたがなかなかヘビー。迫力あるシャウトと、Gt.がリードボーカルも務めるツインボーカルということで、音にも厚みとバラエティがあって良かったです。あとはドラムがイケメン!
ただ元々、メタルコアのクリーンボイスが苦手な節があるのであまりノレず。やっぱ好みってあります(わりと雑食なんですけどね)。あとは単純に、曲は予習していくべきだったかもしれません・・・。
とかいいつつ帰宅してからPV鑑賞したら、思ったよりホラーで素敵でした。
2組目のほうが好みといえば好みでしたが、特筆するほど印象にも残っておらず・・・(なんか、すみません)。
というわけで、さっさと本題へ参りましょう。
■ Motionless in Whiteのライブレビュー ■
ついに始まった、モーションレスのパフォーマンス。
1曲目は“Rats”。2017年に発売されたニューアルバム、『Graveyard Shift 』に収録されています。
一言でいうなれば、
あれ?これマリリン・マンソンの曲かな?
そのくらい、マリリン・マンソン感が強い。
前の人の背が高すぎてムービーが思うように撮れなかったので、気になる方のために下にYouTubeのPVを貼っておきます。
実際、彼から相当影響を受けているらしいので自然なことかもしれませんが。あとはミスフィッツとか?他にもブラックメタルの要素も取り入れているとのことで、独特のホラーな世界観を持っていることにも納得です。
気になるセトリは以下のとおりでした。
★①Rats
②Reincarnate
★③Necessary Evil
★④Soft
⑤Abigail
★⑥570
⑦A-M-E-R-I-C-A
⑧Hatef**K
⑨Dead as Fuck
★⑩Not My Type: Dead as Fuck 2
★⑪Voices
⑫Immaculate Misconception
⑬Death March
⑭Devil’s Night
★⑮Eternally Yours
以上、15曲を披露してくれました。
アルバム『Graveyard Shift 』から7曲(★印で示したもの)、『Infamous 』から3曲、『Reincarnate 』から3曲、『Creatures 』から2曲ずつという構成でした。
1曲目から肌で感じたのは、ファンがとにかく熱狂的ということ。
特にステージ付近のファンたちが、あまりにも自然にVo.クリスと歌い始めるものだから、クリスも相当ノってきているのが分かりました。
飛びまして、5曲目“Abigail”。
メンバー一斉の揃ったヘドバンが見れました。
その光景に釘付けになっていると、私の視界右側にやたらと激しく頭を振る長髪男子がチラつく訳ですよ。私も長髪ですが、激しいヘドバンなどしないので、振り切っている人がいるとステキだな〜とつい凝視してしまいます。
お次の6曲目”570”では、モッシュ&クラウドサーフィングする人続出。この辺りから一層盛り上がりをみせていきました。私もノリつつ、遠目でその様子を微笑みながら見守っておりました。
そして個人的に盛り上がったのが、7曲目“A-M-E-R-I-C-A”でのみんなで熱唱するパート。「エイ、エム、イー、アール、アイ、シー、エーィ〜♪」と、クリスの優しい導きのもと一緒に歌ってきました。
YMCAばりに簡単な英語で復唱しやすいのもありがたかった。
やっぱ、参加型いいですね。より楽しめます。
あと印象に残っているのが、10曲目の“ Not My Type: Dead as Fuck 2”。これもマリリン・マンソン感漂っていますが、こういう気持ち悪いのも、中毒性があって好きですね。これもクリスのお導きによって、みんなで熱唱しました。
クリス、まじで盛り上げ方わかってる。
どこで彼のトークが入ったかまでは覚えてないのですが、「ファンの喰らいつき(反応)の良さに感動しているよ」というような内容を嬉しそうに語っていたのが印象に残っています。確かに自分が逆の立場だったら、新曲の歌詞もすべて完璧に覚えて歌ってくれる観客だったら、泣けるほど嬉しいですわ。
私はサクラメントに住んでないですが、ライブで訪れる度に、ここの観客はノリがいいと思っていたので、よりその考えが強固になりました。
そうして11曲目”Voices”。ようやく自分の携帯で撮影できたので、シェアしますね。画質がよくないのはご容赦ください。
☞ “Voices”ライブ映像をみる
それから特筆すべきが14曲目の“Devil’s Night”。モーションレス定番曲の一つではないでしょうか。PVがなかなかグロくてエグいですが、ストーリー性を読みとるとそうでもないかもしれません。気になる方は、YouTubeのPVをチェックしてみて下さいね。
私が撮影したムービーもシェアしときます。
☞“Devil’s Night”ライブ映像をみる
と、こんな感じで非常に楽しいライブでした。
普段メタルコアを聴かない私にとっては、すばらしい機会となりました。
■ おわりに ■
以上、『モーションレス・イン・ホワイト』の簡略ライブレポをお届けしました。
いかがでしたか?
アメリカのライブの雰囲気も伝われば幸いです。
義弟はラッキーなことに、アイス・ナイン・キルズの物販の前に居合わせたメンバーと写真撮影して大喜びでした。本人に会えるチャンスがあるのは嬉しいですよね。
他にもライブレポや音楽関連についての記事も挙げているので、よければチェックしてみてくださいね。
では、また。
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