音楽好きの為のサンフランシスコ観光:アメーバミュージック
こんにちは、Leecaです。
今回は、サンフランシスコのおすすめ観光地:ヘイト・アシュベリー地区について。
音楽好きには嬉しすぎる巨大レコード屋、「アメーバミュージック(Amoeba Music)」も写真つきでご紹介いたします。
それでは早速、もくじに沿ってみていきましょう♪
< もくじ >
・ヘイト・アシュベリーってどんな所?
・写真で町並み紹介
・アメーバミュージックに到着!
■ ヘイト・アシュベリーってどんな所?■
ヘイト・アシュベリー(Haight-Ashbury)と呼ばれる地区は、ヘイトとアシュベリーという名のストリートの交差点が由来になっています。そしてここが、60年代のヒッピー文化発祥の地といわれている地区です。観光地としても有名な広大な都市公園、「ゴールデン・ゲート・パーク」も西側に位置しています。
サンフランシスコ市民は、ヘイト・アシュベリー含むこの市の中心界隈を「ザ・ヘイト(The Haight)」、あるいは「アッパー・ヘイト(Upper Haight)」などと呼んだりするそうです。
ここで起こった有名な出来事といえば、1967年の夏の「サマー・オブ・ラブ」とよばれる社会現象でしょう。最大10万人ものヒッピーたちがヘイト・アシュベリー地区に大集合し、世代をこえてカウンターカルチャーを主導していく存在となっていきました。上述のゴールデン・ゲート・パークも、ヒッピー集会の会場となりました。
この頃のフラワー・ムーブメントの担い手だったヒッピーたちは、フラワーチルドレンとも呼ばれ、合い言葉はみなさんもご存知の「ラブ&ピース」でした。
新しい独自の価値観を有する時代を切り開いた、すごい時代だと思います。
私も実際に足を運んでみて、その自由な空気を肌で感じてきました。今でも、見るからにヒッピーな人があちこちに居ますので、まるで60年代にタイムスリップしたかのような、そんな気持ちにさせられました。
そんな私は60年代を知る由もない80年代生まれですが、「あぁ〜ヒッピーってこうやって激動の時代を生きていたのかな」とも思える、そんな余香を感じられる場所ですね。
■ 写真で町並み紹介 ■
フィルムカメラで撮影した写真はちょっとぼやっとしてますが、写真もまじえてヘイト・アシュベリーの町並みをご紹介していきますね。
快晴で気持ちいい気候でした(6月初旬)。
ブエナ・ビスタ・パーク周辺に車を停め、店が立ち並ぶエリアに歩いて向かいました。写真に映る家々の階段で、人々がのんびり日向ぼっこしたり、読書したりしているのがすごく印象的でした。日常が絵になる。
街はカラフルでにぎやか。ヒッピー文化の象徴、サイケデリックな色遣いで溢れています。写真に納められなかったんですが、中国系の小学校?が突如現れてびっくり。壁画が施されていて、うまいこと街に馴染んでいました。アートの一部かのよう。
歩いていくと、ヴィンテージ古着屋、オーガニック食材を扱う小さなスーパー、派手な外観の飲食店、昔ながらの文房具屋、今時のアイテム(でもセレクトが割とマニアック)を取り扱う服・雑貨屋、靴屋、タバコ屋、オカルトちっくなアイテムを取り扱う店などなど・・・・てんでバラバラなのに統一感をもって並んでいます。
そして有名なこちらの網タイツのセクシーな脚のアートも発見。目立つ目立つ。
とにかく、いろんなモノがぎゅっと一区画に集まっています。壁画や地面のアートも素敵でした。
ぷらぷら歩いていると、これまたヒッピーの象徴的な乗り物「ワーゲンバス」を彷彿とさせる車を発見!カラフルで可愛かったです。たしかに、見ているだけで平和な気分になる。
未だにヒッピールックの人たちが、犬を連れてぷらぷら歩いているなんとも不思議な街です。ただの浮浪者かもしれないけど。
ちょっと小腹も空いたところで、「BLUE FRONT DELI AND CAFE」にて腹ごしらえです。看板には「BLUE FRONT CAFE」と書いてあります。なかなかの人気店のよう。店員さんも気さくだし、店内もこじんまりとしていて、のんび〜り時間が流れる感じ。
サンドイッチ各種や地中海料理なんかも楽しめるようです。美味しいし、もちろんアメリカンなサイズなのでお腹いっぱい食べられますよ♥念のためお伝えしておきますが、写真に映っているのはサラダです。ボリューム満点で食べきれず、その後の予定を考えお持ち帰りも断念。悔しかったですね。←食い意地よ
お腹も満たされたところで、いよいよ、一番のお目当て「アメーバ・ミュージック」へ向かいます。
■ アメーバ・ミュージックに到着! ■
てくてく、ヘイトストリートをまっすぐ歩いていくと、ヘイト・アシュベリー地区の端っこに何やら古くて目立つ建物発見。そこには、時代を感じる独特なアートが施された壁と、「Amoeba Music」と赤字で書かれた看板が。
アモエバ・ミュージック・・・・・
ん?あっ!アメーバ・ミュージック?
そう、英語で書くと「Ameba」とはならないんですね〜ありがちなミス。
無事辿りついてルンルン気分で中へ♪
まず、万引き防止のために入口でスタッフさんに荷物を預けます。
リュックとかトートバッグとか、大きめな荷物を持っている人なんかがスタッフさんから声を掛けられます。そこら辺のカフェで買ったマフィンの袋まで渡しているお姉さんが居ましたが、「え?これただのマフィンだけど預けるの?」って言ってたのが地味におもしろかったです。
店内に入るや驚いたのが、その広さ。外観から想像するよりも遥かに大きい。
写真手前に入口があり、中央の赤いスロープを下ればそこには一面レコード&CDの海原が♥スロープ右手にレジがあり、スタッフの皆さんもノリノリで会計作業をしていきます。この風景だけでアメリカを感じられるからすごい。
こんな感じで壁一面にもポスターやらがズラーっと飾られていて、みんなの気分を盛り上げてくれます。おっと、MISFITSのクリムゾンゴースト、ここからでも目立つなぁ。
上の写真右側の一角に小さなステージが設けられていて、ちょうど来店時、一人のヒッピールックな男性がミニコンサートを開いておりました。よく分からない音楽でしたが(え)、生の音楽が流れる店内は居心地がよかったです。
これだけの数があるのに、丁寧にセクション分けされていて見やすい印象。もはやここは観光名所にもなっているので、地元民に混じってわたしたちのような観光客も、圧倒的な品揃えを前に「うわ〜!」と目をキラキラ。
そりゃ〜心躍ります。
スロープ手前の左側一角には、本&雑誌セクションもあります。ちょっと休憩できる可愛らしいデザインの木のベンチも。※写真参照
その近くには、廃盤になった本やその他フィギュアやカードetc.、レアな品々をあつめた「コレクションケース」なるものがありました。ここで思わぬお宝が発見できるかも!?
あとはお店のロゴが入ったオリジナルグッズ(トートバッグ、Tシャツ、マグなど)も置いてあって可愛かったです。音楽好きな方へのお土産に喜ばれるかもしれませんね。商品を入れる袋さえも可愛いので、何か小さなもので購入するのがおすすめ。
あっという間に時間はすぎ・・・・
気付けばかるく2時間以上が経過。結局CD1枚だけ購入というオチ。
でも楽しい時間はプライスレス。えぇ、ありきたりな表現ですけども、そうとしか言い様がないのです。
あ〜楽しかった♥
お腹も心も満たされ幸せな気分のまま、もと来た道をたどってパーキングへ。地図でみてみると、どうやらヘイト・アシュベリー地区を歩ききった模様。お天気にも恵まれ、これぞアメリカ西海岸!という息吹を感じられる有意義な時間をすごせました。
帰り道、お兄さんたちが何やら音楽を流しながらノリノリ歌っているではないですか。MVの撮影かなんかでしょう。アメリカではこういう風景をまぁまぁ見かけます。
私は、もちろんガン見(死語?)です。
書きながらまたヘイト・アシュベリーにぷらっと行きたくなってきましたよ、と。
アメーバ・ミュージック店舗は、バークレー/サンフランシスコ/ハリウッドの3店舗です。ハリウッドの店舗を車で通り過ぎたことがありますが、角にどーんと構えてあるのでかなり目立ちます。バークレーもいつかは行ってみたいな。
詳しくは⇒ Amoeba Music 公式サイトでご確認ください。
■ おわりに ■
以上、ヒッピー文化を受け継ぐ「ヘイト・アシュベリー地区」のご紹介でした。
いかがでしたか?
サンフランシスコ観光に迷ったら、ここの地区はおすすめです。アート、音楽、フードなど楽しめる要素がきっと見つかるはずですよ。
ぜひ参考になさってくださいね。
それでは〜また!
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