物好きさんへ『ガーベッジペイルキッズ』歌手シリーズのススメ♪
こんにちは、Leecaです。
今日は、80年代のアメリカで流行った『ガーベッジペイルキッズ(GARBAGE PAIL KIDS)』、略して“GPK” についてのお話を。
ガーベッジペイルキッズとは、グロキモ可愛いキャラクターの絵が描かれたトレーディングカードのことです。『ダーティキッズぶきみくん』という名前で日本にも上陸しています。そして映画も公開されています(評価は・・・ふふ・・苦笑)。
実はこのGPKは、80年初期にアメリカで大流行した『キャベッジパッチキッズ』という人形のパロディ商品なんです。本家は『キャベツ畑人形』として日本でもブームになりました。元々のキャラの顔がややホラー気味なので、パロっても全く違和感がありません。
80~90年代、アメリカの子供たちの間でとにかく人気だったこのカード。物好きな私の主人も幼いころ、ちょっとだけ集めていたようです。
が、このGPKカード。子供のおもちゃと侮ることなかれ。
今でも熱狂的なファンが世界中にいるとのことで、定期的に新しいシリーズが発売されている状況です。
かくいう私も、ビックリマンチョコやらポケモンシールやら、お気に入りのミュージシャンのカードを収集してはニヤニヤ眺めていた過去がありますので・・・2017年発売中のシリーズには心惹かれてしまいます。
と、前置きはこのぐらいにして。
さっそくどんなカードか見ていきましょう♪
■ バトル・オブ・ザ・バンズ ■
今回取り上げるのは、『Battle of the Bands(バトル・オブ・ザ・バンズ)』シリーズ。その名のとおり、世界中の有名なバンド・歌手たちがモデルとなってカードに描かれています。グロい・キモい・かわいいの3拍子が揃っているものも多数。
全部で180枚のカードから構成されており、次のように7つのカテゴリーに分けられています。ちなみに、1袋8枚入りの中身が見えないミステリー仕様。
●オルタナティブ
●クラシックロック
●ハードロック
●メタル
●ニューウェーブ&パンク
●ポップ
●ラップ&R&B
このようにカテゴリー分けされた各カードには、それぞれ数字が割り当てられています。そして更に、各カードの絵柄に異なるタイトルがつけられた、2種類のカードa/bがあります。例として次のカードをご覧下さい。
はい、誰しもが知っているビートルズですね。
こちらの2枚は、“クラシックロック”カテゴリーのカード3a/bです。タイトル「PALPITATING PAUL」が3a、「LONELY LENNON」が3bと、同じ絵柄に異なるタイトルがつけられているのがお分かりでしょうか。
ビートルズの場合は、ポール・マッカートニーとジョン・レノンらの名前が、遊び心のある単語とくっついてタイトルになっています。「PALPITAITING=ドキドキする(動悸がする)」、「LONELY=寂しい」という単語が、血まみれの心臓片手に涙するメンバー4人の姿とマッチしてますね。
こんな風に、ちょっとグロキモ可愛い絵柄に、バンドメンバーの名前などをもじったタイトルをつけて悪ふざけするのが、このカードの主旨です。悪意と皮肉たっぷりなデザインも多々あり、これぞアメリカという感じ。
“メタル”カテゴリーは、私と主人の大好物カードがたくさん。まだ引き当てていないのですが、下が今欲しいメタルバンドのカードです。
ゴースト(※バンド詳細)☞ロブ・ゾンビ☞メタリカ
全然グロくなくて、むしろキュートなんですけど。
このマリリン・マンソンもおもしろい!
カードaが「Marilyn Oh No」、bが「“Handsome” Manson」というタイトルです。マリリン・モンローとかけてるのが分かる絵柄になってますね。
と、こんな感じで超絶くだらないんですけど、無性に集めたくなる魅力(魔力?)あふれるカードたち。
他にも、“ポップ”カテゴリーには、日本でも大人気のテイラー・スウィフトもいます。こちらはbのカードで「SWIFT BREAK-UP」。沢山の男性有名人と交際・破局(breakup)を繰り返してきたテイラーの姿が、うまいことカードに集約されてると思います。
そう、テイラーのあのヒット曲なんかも、こうして元カレから生み出されてきたんですね。
同カテゴリーには、ワンダイレクションで人気を博した、ハリー・スタイルズなんかも。
こちらはaのカードで、彼の特徴的なヘアースタイルと、彼の名前スタイルズをもじっています。完全なるダジャレです。
もう一つのカードbは、「Juan Direction」というタイトル。アメリカの番組で、彼らがメキシコ人だったらという設定で出演したことがあったらしく、そのままタイトルに起用した模様。
このハリーの顔なんかもはや別人なので、ファンから批判受けそうですが、このやり過ぎ感あってのGPKなんですよね。ふふふ。
他にもザ・キュアー(The Cure)や、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)などの人気バンドのカードも目白押しです。と、こんな感じで自分のお気に入りをゲットできるまで、地道に集めていくのがまた楽しいんですよね。
■ 手持ちのカード紹介 ■
我が家で集めたカードをご紹介します。
まだ16枚・・・・
なんてったって全部で180枚ありますからね・・・冒頭で説明したとおり、1袋8枚入りなので我が家ではまだ2袋しか買っていないのがバレますわね〜おほほほほ。←自分のキャラが迷子
先ほどご紹介したテイラー・スウィフトのカード、ちゃっかり持ってましたね。でもお目当てのカードがまだ入手できていないので、これからも気が向いたときに購入して運試ししていく予定です。
日本でも人気の英シンガーソングライターも、見るも無惨な姿で登場です。
はい、エド・シーラン(Ed Sheeran)です。
おもいっきり、顔面の皮膚シェービングしちゃってるという、ちょっとグロめのテイストがいい味だしてます。刈る・切るという意味の単語“shear”の-ing形と、彼の名前シーランの音をかけてタイトルをつけた感じですね。イイネ!
単なるダジャレも含めた文字遊びに溢れているので、GPKのカード集めは何気に英語の勉強にもなります♪
そんなこんなで、2017年GPK『バトル・オブ・ザ・バンズ』シリーズについて、ゆる〜くご紹介してみました。
GPKのオリジナルのキャラクターはじめ、他のキャラクターたちもグロさ&キモさが際立っておりますので、気になる方はそちらもチェックしてみて下さいね。
あ、ちなみにこんな感じのテイストですので、ご参考までに・・・♡

うぇ〜〜〜〜〜
ほな、さいなら。