【IT/イット】ペニーワイズ俳優ビル「5つの事実 」※ネタバレあり
Kill them all!!
はい、ちょいちょいセリフ挟みたがるLeecaです。
今回は2017年リメイク版で殺人ピエロのペニーワイズを演じた、ビル・スカルスガルド(Bill Skarsgård)に特化した面白ネタをご紹介します。(こちらも併せてどうぞ ⇒ 2017「IT」キャスト)
スウェーデン出身の彼ですが、巷では素顔はイケメン・美形と人気も急上昇中です。SNSなんかでは、彼が演じたペニーワイズをセクシー♡という人もちらほら見かけました。
今回はそんな魅力的なビル・スカルスガルドが、ペニーワイズに選ばれるべくして選ばれた“5つの事実”に少々ネタバレありで迫ってみたいと思います。
Here we go!!
事実①笑顔
ペニーワイズといえば、その不気味な笑みが印象的ですよね。
1990年TVシリーズでぺニーワイズを演じたティム・カリーと、今作リメイク版ビルの演じるペニーワイズとでは、“笑顔”を一つとっても違う仕上がりになっています。もちろん別人だから当たり前なのですが、口元に注目してみてください。
左がティム、右がビル演じるペニーワイズです。どちらにしろ、気持ち悪いですね〜(でも好き)。
違いに気づきましたでしょうか?
「新作のペニーワイズのほうが出っ歯・・・」
そう、出っ歯なんです。
って確かに出っ歯なんですけど、そこはそっとしてあげて。
ビルのペニーワイズの唇の形がそれはそれは異様なのです。どう異様かというと、とんがり過ぎなんですよね。これはメイクでもCGIでもなくって、元々ビルが体得した“技”の一つだそう。下のインタビュー映像でも語っています。
元々はお兄さん(俳優)がとんがり口の技を持っていたらしく、10才頃ビル自身もなぜか分からないけど出来るようになったとのこと。そしてTシャツの襟からとんがり口で顔だけを出したキャラを編み出し、その姿で弟をよく追いかけて遊んでいたそうです。
お茶目な性格が手にとるように分かるインタビューですね。
事実②目
新作を観た方は気づいたのではないでしょうか?
主人公ビルが弟ジョージーの姿を追いかけて地下室にいくと、ペニーワイズが水中から顔をだすシーンがあります。
私は初めてみたとき、ペニーワイズの目に違和感を感じました。
よく観察すると、左右の目玉がまったく逆方向↖↗を向いてるんですよね。これは実際に映画でご確認いただいたほうが、分かりやすいと思います。この目がペニーワイズのキャラにおいて良い味だしてます。
でも、これもCGIじゃないんです。
なんとビルは“とんがり口”に加え、左右の目玉を逆方向へナチュラルに持っていける秘技さえも持っていたのです。もうこの時点で、彼がペニーワイズに選ばれるのも定められた運命だったのでしょう。
事実③身体の動き
ティム・カリーのペニーワイズと更に一線を画しているのが、ビルの動き。
ダンシング・クラウンならではの変な踊りもそうですが、印象的だったのが以下のシーン。
これは流石にCGI使ってないと無理でしょうが、彼は奇妙かつ独特な動きのトレーニングとして“Contortionist”の指導をつけたそうです。Contortionist とは(体を自由に曲げる)曲芸師のことを言います。
すごく特徴的な動きをする新作ペニーワイズですが、前述した彼の踊りはアメリカで大人気です。私も映画で観た瞬間吹き出しました。なんかすごく古典的でいいですよね。
この海外サイトに、例のペニーワイズのダンスに色んな洋楽を合わせた動画を紹介していておもしろいです。下はその一つ。
Take On Me #ITMovie pic.twitter.com/ssZi3jUqMB
— Pennywise Dancing (@Pennywise_Dance) 2017年9月14日
こういうくだらないの好きです。
事実④役作り
彼の演技からも、ペニーワイズという大役に対する熱い想いが感じられます。
「子役たちがリアルに怖がっているところを撮りたい」というアイディアを持っていた監督のアンディ・ムスキエティの要望もあり、ビル演じるペニーワイズとルーザーズ・クラブの子役らとの接触は一切断たれていた程。
エディーを演じたジャック・グレイザーにペニーワイズが襲いかかる激しいシーンでは、流石にビルも頭の片隅で「俺いま、この子にトラウマを与えてるわ。何やってんだ。」と思ったことを打ち明けています。
そのシーン撮影後、ビルがジャックに「Are you okay,Jack?」と訊くと「Love what you’re doing!Love what you are doing with the character!!」とビルの演技をベタ褒めしてくれたそうです。おもろ。
ベバリー・マーシュ役のソフィア・リリス(Sophia Lillis)はホラー映画をみても怖がらないタイプらしく、初めてペニーワイズをみた時にはむしろ笑ってしまったとか。意外なのはジョージー役のジャクソン君も「思ったほど怖くなかった 」とのこと・・・・よほどイメトレしていたんでしょう。
ビルは役にのめり込みすぎて悪夢にうなされる日々を送っていたそうで、その役者魂はお見事!
最後に、ビル自体はホラーには傾倒したことがなかったと話していますね。あぁ、才能っておそろしい。
事実⑤ビルの年齢
彼が生まれたのは、1990年8月9日。
「IT」がアメリカで公開されたのが2017年9月8日。
勘のいい方はもうお気づきになったのではないでしょうか?
そう、2017ー1990=27・・・・
この27という数字、ペニーワイズがデリーに現れる周期なんです。
27年周期。
そしてペニーワイズ役のビルが、偶然か否か、この映画が公開前月に27才になっていたという事実。
なんかすごい運命感じますよね?私ひとりで勝手に、他人の人生に運命感じて感動してるんですけれども。
これもビルの人生に仕組まれたトリックだったのかもしれません。
おもしろいわ〜!
でもね、それだけじゃないんですよ。
1990年TVシリーズで主人公ビルを演じていた当時の子役、ジョナサン・ブランディスが若くして自殺していたことはこちらの記事でもお伝えしました。
が、彼が亡くなった年齢もなんと・・・・27才。
ゾクっとしません?
まだね、あるんですよ。
アメリカ公開日は2017年9月8日と前述しましたが、この数字をひとつずつ足してみましょう。
2+0+1+7+9+8=27
こわっ!!!!!!
オカルティック〜!!!!!
■ まとめ ■
以上、話題沸騰中のイケメン(ユニーク?)俳優ビル・スカルスガルドについてお届けしました。
なんか色々とリアルにホラーでしたが・・・
ビルの演じるペニーワイズは、ティム・カリーとはまたひと味違って私はすきです。最早、どちらも別物。
またじっくり「IT」鑑賞をしたくなってきた筆者でした。
それでは、また!
See you!
You may also like・・・
・映画「IT/イット」は実話だった?【事実は小説より奇なり】
・エクソシスト超え「IT/イット(2017)」あらすじ&キャスト
・低予算ホラー映画『Happy Death Day』ネタバレなし感想
・米社会の闇をぶった斬る映画『Get Out』ネタバレなし感想