海外よりお勧め!メタル界で異彩を放つバンド【ゴースト/Ghost】
こんにちは!Leecaです。
今回は筆者の心を掴んで離さない、メタルバンド“ゴースト(Ghost)”をご紹介いたします。
ここ北米ではすでにゴーストという同名バンドが存在しているため、しかたなく“Ghost B.C.(B.Cは発音しない)”という名前で活動している彼ら。
かなり独自の世界観をもっているので、ハマる人はハマるかも!?ちなみに、2014年にはサマソニで来日しています。
スウェーデン出身のバンドです。個人的には前回紹介したAVATARもそうですし、スウェーデンはアツいと思っています。
いつか絶対いくぞ〜!(夢は大きく)←大きいのか謎
ということで、早速みていきましょう。
< もくじ >
・まずは1曲聴いてくれ!
・謎に包まれたゴーストの正体
・おすすめ曲
・まとめ
■ まずは1曲聴いてくれ! ■
実はですね、ゴーストは2016年に『第58回グラミー賞(2015年ベスト・メタル・パフォーマンス部門)』を受賞しています。てことでまずは、その受賞曲を聴いてくれ!(急にタメ語なるな)
曲名「CIRICE」
もう再生回数が桁違い・・・! 2200万回以上再生って意味不明ですね。
この曲名「CIRICE」ですが、英語で発音すると“スィラス”。
はじめあの小魚のシラスかと思って吹きました。あぁ、シラス食べたくなってきたわ。
PVの中では子どもたちがバンドメンバーに扮していて可愛いらしいですが、実際のゴーストメンバーはみな大人です。
それでは実際にどんなバンドかみていきましょう。
■ 謎に包まれたゴーストの正体 ■
◎メンバー構成
・ボーカル:パパ・エメリトゥス(Papa Emeritus)
・各楽器担当:ネームレス・グールズ(Nameless Ghouls)
パパはこれまで、何度かキャラ替えをしています。でもボーカルは全く同じ人。これがまた面白いんです。この間パパIIIがお亡くなりになり(もちろん設定です)、もうすぐ新しいパパが誕生します。(パパ誕生ってじわる)
- Papa Emeritus – 2008–2012
- Papa Emeritus II – 2012–2015
- Papa Emeritus III – 2015–2017
- Papa Emeritus 0 – 2017-現在
▼パパIIIです。茶目っ気ありますね。
パパが変わるタイミングとしては、新しいアルバムが発売になったときです。下がパパII →パパIIIへの引き継ぎのムービーで、面白いのでぜひご覧下さい。
このおばちゃん、かなり強烈(こわい)ですね。パパIIは失敗に終わったと完全に罵っております。パパも色々大変だな。
ちなみに、2017年9月30日スウェーデンのヨーテボリで行われたコンサートで、パパIIIがステージから引きずり下ろされ、代わりにパパ0が登場しました。パパ0が酸素マスク+歩行器姿のおじいちゃんというのも、ゴーストの遊び心が表れていて話題に。
2018年の新しいアルバムがでたら新たなパパがまた登場する予定ですので、これにも注目です。
◎キャラ設定など
大事なところをお話してなかったのですが、名前と容姿からお分かりかと思います。パパは司祭です。でも普通の司祭ではないんですねぇ〜。「反キリスト」「悪魔崇拝」の闇の司祭とでもいいましょうか。
ローマカトリック教会を模倣しているんですけど、やってることは全く逆という。
バンドのロゴも“逆さ十字”で攻めてます。
げげっ!って思いました?
そこだけ切り取ると怖いしヤバいバンドなんじゃないか、と思われる人もいるでしょう。でも、これはあくまでも設定であります。何度かインタビューでも「我々は過激思想はまったく持っておらず、エンターテイメント集団だ」と語っておられるので、安心して楽〜な気持ちでどうぞ。
そして名もなきグールズたちは、それぞれ名前というか役割があるのですが、それがまた興味深い。
欧州で五大元素として知られる水、火、土、空気、エーテル(天界を構成する物質。仏教の“空”とは似て非なるもの)を体現していると思われます。キリスト教信仰でなく詳しくはないですが・・・悪魔崇拝=錬金術とか魔術の類をやっているイメージなので、グールズたちもおそらくそこに絡んでいるような気がします。
こういうの調べだすととまらなくなるので、次いきます!
■ おすすめ曲 ■
①Secular Haze(セキュラー・ヘイズ)
2012年発売の曲です。あえて古っぽい(60’s?) 映像にみせる演出をしています。これはパパIIで、歴代パパの中でもいちば怖いです。サタニックな雰囲気漂ってますね。
②Square Hammer(スクエア・ハンマー)
この曲は2016年発売の曲です。彼らのコンセプトに先入観を持ってこれを聴いたら、「あれっ?」と拍子抜けすることでしょう。こちらは私が一番すきなパパIIIです♡(急に女子)
お聴きいただいた通り、ボーカル・パパの声が美しいのです。普段の話し声もたまらんのです。これがゴリゴリのドス効いた声だったら、ここまで人気でなかっただろうなぁ、と。やはりギャップに魅了されるのは人間の性なのでしょうか?
ゴーストはいろんなジャンルにカテゴライズされています。
ドゥームメタル、ハードロック、プログレッシブ・ロック、サイケデリックロック等々・・・・ポップの要素もありますよね♪
この多彩な音楽性が “ゴーストらしさ”だと思います。ブラックメタルっていう人も居るみたいですが、あくまで悪魔崇拝(シャレ)を装っている時点で、ちょっと違うのかな〜?とも思います。
パパも好きなアーティストに、ABBAとかビーチボーイズ、あとはピンク・フロイドとかビートルズなんかを挙げていますし、やっぱり60〜70年代の音楽に強く影響を受けていることは明らかでしょう。
ゴーストのカバーソングに「If You Have Ghosts」がありますが、これも60年代の曲です。オリジナルはRoky Ericksonが歌っていますが、ゴーストのほうを先に聴いた私としては「歌い方の癖がすごい」という失礼な感想を抱いてしまいました。でも好きですよ。(よりロックでサイケデリック)
■ まとめ ■
もっと色々と書きたいことがあったのですが、ここはぐっと我慢して(なんで)また別記事にでもご紹介できればと思います。
いずれゴーストのライブレポやらも書こうと思っていますので、また宜しくお願いします♡
みなさんにゴーストの良さが少しでも伝われば嬉しいです。
それでは・・・・See you!
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