洋楽好きだけど英語が分からないアナタへ、海外在住者がおすすめする勉強方法。
洋楽っていい音楽も多いし、どうせなら歌詞も覚えて
歌えるくらいになりたいですよね?
「楽しく英語を勉強したい!」って方にも、洋楽をつかった英語学習法は効果的です。
そう、正しく行えば。
という訳で、今回は私の体験に則った学習法についてお話をしていきたいと思います。
< もくじ >
・聞き流すだけでいいって本当?
・洋楽を使った英語学習の流れ
・覚えておきたいこと
・まとめ
■ 聞き流すだけでいいって本当? ■
いきなり結論を言ってしまえば、NO!です。
聞き流すだけで覚えられるのならば、大多数の人がとっくにネイティブレベルに達しているはず。
英語をはじめとする言語学習って、マラソンのように持久力・忍耐力が問われる場面にぶつかることがよくあります。
記憶定着のためにひたすら単語・フレーズを反復学習しようと試みるものの、集中が途切れ覚える前にやめてしまった。
多くの人がこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
私は割といつもそうです。
しかしこの時、あなたをランナーズハイへと導く存在となり得るのが『洋楽』。
あなたが音楽好きであるならば、楽しく学習できるので反復練習も苦にならないはずだから。
人間、不思議と苦手意識があるうちは何でも思うようにならないもの。
ならば発想の転換で自分に合った方法で攻めるのもありでしょう。
■ 洋楽を使った英語学習の流れ ■
◎ステップ1:お気に入りの洋楽を見つける
ポイントはあなたが好きかどうか。楽しんで何度も聴けるかどうか。
これが最大のポイントになります。
あとは訛りが少ない標準的な英語だと尚よし。(どこの英語を学ぶかによりますが)あなたの英語のレベルによって、スラング多用の洋楽を選んでも楽しいでしょう。
☞英語学習におすすめの洋楽ラブソングの記事も参照ください。
◎ステップ2:じっくり集中して聴いてみる
あなたのリスニングレベルに応じて、聞こえる単語・フレーズはそれぞれ。
まず歌詞をみないで自分で最大限聴き取る努力をしてみましょう。
この段階で聴き取れるまでリピートするのもありですが、
苦痛になるようでしたら繰り返す必要はありません。
聴き取れる人は、紙に書き出してみるとよいかと。(ディクテーション)
後に歌詞カードと答え合わせします。
◎ステップ3:歌詞と照らし合わせながら聴いてみる
先ほどは歌詞をみないでリスニングのみでしたが、今度は先ほど聞こえた単語・フレーズと実際の歌詞を照らし合わせる作業をしてみましょう。
「どう考えてもこの単語を発音しているとは思えない・・・・」
っていう衝撃の瞬間が訪れることが多々あります。
私の場合、「again and again and again〜♪」という歌詞の単語同士の繋がり(リンキング)が、どうしても聴き取れませんでした。
◎ステップ4:歌詞の内容をチェック
あんまり神経質に歌詞の意味を一字一句和訳する必要はありませんが、自分で意味を読み解く作業をしてみましょう。
耳が慣れずに単語・フレーズが聴き取れなくても、実際はそれらを知っていたなんてパターンはよくあります。
それ以外に分からなかった単語・フレーズは調べて、ここでインプット。
◎ステップ5:ひたすら音楽に合わせ歌ってみる
大まかにインプットができたところで、実際に音楽に合わせ声に出して歌ってみましょう。実際に歌ってみるとうまく発音できないものです。
私も実際、ステップ3で例に挙げた「again and again and again〜♪」が発音できず何度も繰り返しマネして歌ってみました。
この作業を通して自分の頭で「この音とこの音がくっつくとこういう音になる」っていうのが、自然と学習できるようになりました。しかも楽しく。早く完璧に歌えるようになりたい!という一心で。
だからこそ、ステップ1でも伝えた通り、まずは好きな曲を選んでほしいのです。
あとは最初から最後まで通して歌えるように、たくさん練習してみてくださいね。
■ 覚えておきたいこと ■
私が洋楽を使って英語の勉強をした(結果的に勉強になった)のが、中学2〜3年だったと記憶しています。
全く英語力ゼロというわけではありませんでしたが、英語は喋れなかったですしリスニングも苦手。
しかし学校で英語の授業もありましたので、英語の単語・文法などの基礎を固めていた時期です。よって基礎的な単語や文法は歌詞をみながら勉強できるレベルでした。
やはり何においても基礎は大事なので、洋楽を使った英語学習をする場合は中学程度の基礎は固めてからでないと、思ったような効果がでないかもしれません。こればっかりは私の体験範疇でしかお答えできないので残念ですが、基礎は大切になさってください。
また、洋楽ではスラングや略語が多用されています。
リズムに歌詞を乗せるわけなので、口語的な未完成の英文なんかも多々あります。当時中学の私でも、文法的に間違った表現を発見したほど・・・
洋楽をつかって英語を勉強するということは、こういった側面も持ち合わせているということを覚えておいてくださいね!
■ ま と め ■
今回は私の体験を元に、『洋楽をつかった英語勉強法』をまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
音楽が大っ嫌い!って方には未だかつて出会ったことがないので、この学習法は割と沢山の人に受け入れられるものなのではないかと踏んでいます。
音楽を聴くのも歌うのも好きって方は、ぜひぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき有難うございました。
See you!
You may also like・・・
・【洋楽】海外在住の私がおすすめする、女性ボーカルロックバンドPart①
・発音矯正にも◎!英語勉強におすすめの洋楽アーティスト【ラブソング5選】
・【英語スラング】ain’t nobodyとは?ain’tの意味/発音と正しい用法
・【America’s Got Talent】優勝は腹話術ダーシの手に!参加者たちの”感動”人生ストーリー