かっこいいからって乱用注意!スラング英単語・表現5選
Wassup?
Leecaです!今日は英語のスラングについてのお話を。
私はアメリカに移住してからまだ2年も経ってませんが、スラングが分からず会話の途中でひとり異世界へワープしたことが何度もあります。それほどスラングがここでは飛び交っています。
「今なんていった?それどういう意味?えーわからん!気になるー!」って感じでモヤモヤ。話に集中できやしません。
ただ、ようやく覚えたスラングを自慢気につかってみたらみたで旦那に爆笑され、わけが分からずポカンですよ。
だからこそ「スラングいっぱい話したいんじゃー!」っていう気持ちは痛い程わかります。
でも、みなさんには私のように笑い者になってほしくないですし、(ネタになっておいしい面もあるけどね)教養がないって思われるのは真実か否かに関わらず誰だって嫌なはず。
ということで早速、
使用に注意したいスラング(使用禁止も)を見ていきましょう!
①Damn it! / デミット!(発音記号:/dæmɪt/)
映画なんかでもよく耳にする表現ですし、なんか耳にも残りやすいですよね。
これは周りでもしょっちゅう耳にします。
意味としては「ちくしょう!」「最悪!」「くそっ!」という感じです。
男女ともに使用する傾向にありますが、意味が意味ですから使う場面は見極めて。仲がいい間柄では特に問題ないと思いますが、こればっかりは、相手と状況を見極める必要ありです。
② Retarded / リターデッド(発音記号: /rɪtɑ́rdɪd/)
単語自体の意味は「知能の発育の遅い」ですが、これをスラングとして、
「あいつ頭おかしい。知恵遅れだ。」なんて感じで使用する人がいます。
かる〜く「あいつ本当馬鹿だよな!」なんて言ったつもりが、周囲から反感を買ってしまった・・・この言葉は決して常用しないでください。というか避けるのが得策でしょう。
ただ耳にした場合はそういう意味かと解釈できると思うので参考までに。いや〜個人的に、こういった類の単語・表現は聞くだけで不快になるし、なんだか悲しくなりますね。
③ Screw ○○○!/ スクルー○○○!(発音記号:/skrúː/)
「くたばれ!」や「ふざけるな!」等という意味で使われます。
これは私がお世話になっているアメリカのアニメ”South Park(サウスパーク)”(えぇ好きですよ)のカートマンの常套句「Screw guys! I’m going home!」にも使われています。
旦那にそのモノマネを披露したら褒められたので私には馴染みが深いのですが・・・初対面とかでいきなり言うと変な空気流れるので気をつけてください。
「どっかいってよ〜もう!」という意味合いで使うこともできますが、これは親しい間柄あってのこと。
A:”You are so annoying!” (本当うざいわ〜)
B:”You too!” (お前もな!)
A:”Screw You!” (もーうどっかいけ!)※screwの後にyouなど代名詞がきます
(A&B: hahahahaha!)
なんて感じなら可愛らしくていいですね。
④ Faggot! / ファゴット!(発音記号:/fˈægət/)
この単語は同性愛の人に対する蔑称です。非常に攻撃的な言葉です。
ネットなんかでもFaggotの略称である”Fag”をよく目にしますが、近頃は「馬鹿なやつ」とか「負け犬」、あるいは「女っぽい男」という意味合いで使われることが多いです。
これまたサウスパークでも使用されています。(何てったってサウスパーク)メインキャラのやんちゃ坊主らが、うるさいバイカー(biker)たちに向けて、「みんなの楽しい時間を台無しにした嫌な奴ら」という意味でFags!と言い放っている場面があります。
それ以外ではジャスティン・ビーバーは非常によくFaggotって言われてますね・・・ファンの方からしたら何で?って感じでしょうが。
とにもかくにも、乱用は要注意!てか使用はおすすめできません。
⑤Slut / スラット(発音記号:/slˈʌt/)
これは「尻軽女、ふしだらな女」=sleep aroundする女、という女性を蔑視する時に使うスラングです。多くの男性と関係を持つ女性に対しての蔑称があるのは、世界共通・・・アメリカではキム・カーダシアンなんかが「She’s such a slut!」なんて言われてるのを耳にします。
よく、Slutと混同しがちなのが”Whore/ホアー(略称はhoe)”と”Bitch/ビッチ”
ではないでしょうか。
◎Whoreは「売春婦」=sleep around for MONEYなので、元の意味が違います。ただ、何か酷いことを言い放った後に更なるトドメとして「You whore〜!」この売春婦が〜!みたいに使うこともできるそう。(すごい言い回し)
相手が本当に売春婦なのではなく、比喩的に使われているパターンですね。
◎Bitchはいつからか日本でも若者の間でも使われる単語になってしまいました。
日本では「○○、男とっかえひっかえらしいな。本当ビッチだわ」なんて感じで、どちらかというとSlutの意味で使われますよね。しかし英語のBitchは意味が違い、「性悪女、最低女」と性格的なことを表します。一口に性格悪いと言ってもレベルがありますが、これは相当なレベル。軽く使うとぶちギレされますので、使用にはご注意を。
◎補足:アメリカでは仲良しの女子同士でお互いのことを「You slut!」とか「You bitch!」なんて感じでじゃれ合いで使ったりも。若い女子やゲイの方なんかが自分たちをBitches!なんて呼んで、ある種の仲間意識を強めるときにも使われる。
ま・と・め
以上5つご紹介しましたが、お役に立てたでしょうか?
スラングは正しく使えば非常に便利ですが、扱いには注意が必要。
むやみやたらに乱用する前に!今一度、自分に問いかけてみてください。言葉は凶器にもなるので、正しく使いたいものですね。
ただ楽しい役立つスラングもありますので、正しい知識を身につけてスラングをスパイスとして英会話を楽しみましょう。